昨年の胃カメラから 1 年が経ってしまったので、ことしも年次の胃カメラに出かけてきました。
ことしも経鼻(右)からの検査になりました。
今年は特に血が滲んでいたり、ポリープができているような部分もなく、昨年と大きな変化はみられませんでした。
というわけで、今年も無事経過観察ということになりました。
† バレット食道?
医師の指摘は「過去の逆流性食道炎によりバレット食道になっている」ということでした。ちょうど画像の部分が食道下部らしいのですが、この部分が本来の食道の組織ではなく、胃の組織(画像中心部分の色が濃い部分)に置き換わってしまっているとのこと。このバレット食道自体が命に関わることはないようですが、食道がんのリスクが上がっているということで、ピロリ菌の除菌後であることや、このあたりも含めて毎年の検査は欠かせないとのことでした。
食道の粘膜は扁平上皮(へんぺいじょうひ)という粘膜でおおわれています。一方、胃や腸は円柱上皮(えんちゅうじょうひ)という別の粘膜でおおわれています。
バレット食道は、食道下部の粘膜が、胃から連続して同じ円柱上皮に置き換えられている状態をいいます。さらに80%は、食道がんの発生に関係する腸上皮化生(ちょうじょうひかせい)を含んでいて、食道がんに対してリスクが高い病気です。
昨年に引き続き、年次の胃カメラに行ってきました。
前回と同じ左の鼻にカメラが入らず、今回は右の鼻からの検査になりました。
何回かやると慣れてくるのかと思いましたが、何度やっても慣れなくて相変わらず辛いです。
† 結果は問題なかったけど・・・
結果としては大きな所見はなし。
画像の赤い所が、炎症を起こしているところらしいですが、今のところがんの兆候はないみたいです。
逆流性食道炎が若干あるようなので、就寝 2 時間前には夕食を済ませることをオススメされました。
というわけで、昨日の 21:00 から絶食して1 年 3 ヶ月ぶりに胃カメラを受けてきました。
もちろん今回も経鼻です。
あいかわらず胃の萎縮(白い部分)はあるものの、特に心配な所はなさそうということで一安心。
強い胃痛に繋がるような所見もないということで、胃痛は一時的なものだったようです。
どうも朝から胃が痛いのでかかりつけの内科に行ったところ、ピロリ菌除菌後 1 年以上経っているということで、ちょうど予約に空きがあった木曜日に 1 年 3 ヶ月ぶりの胃カメラをやることになってしまいました。
† 胃カメラのリスクは?
日本消化器内視鏡学会附置研究会 内視鏡検査・周術期管理の標準化に向けた研究会の内視鏡検査・周術期管理の標準化ハンドブックによると、偶発症(ショック・出血・穿孔など)の発生頻度は上部(食道・胃・十二指腸)経鼻内視鏡検査での場合は0.024%(1万人あたり2.4人)と低いながらもリスクはあるようです。ちなみに死亡率は0.00019%(100万人あたり1.9人)とのこと。
もちろんメリットの方が上回るので、やらないという選択肢はありません。
今日は消化器内科で10 月に予約した胃カメラを受けてきました。
前回は経口で大変な目にあったので、今回は経鼻です。
検査前に看護師さんから「どちらの(鼻の穴)がいいですか?」と聞かれるのですが、鼻の通りはどちらも悪くなかったので、右でやってもらうことにしました。前回はカメラを食道に入れるまでが大変で、途中で麻酔を追加したりしたので、検査の 10 分間が果てしなく長く感じられたものですが、今回はカメラはカメラはだいぶ細くなっていて、食道にカメラが入っていくときに多少の嘔吐感はありましたが、今回はずっと楽に(もちろん異物感はすごかったですが)終わらせることができました。
† 結果は胃炎(予想通り)
先生の結果説明では萎縮性の胃炎(画像の白い部分)はあるものの、十二指腸も綺麗で胃炎以外の以上は認められないとのこと。めでたく内視鏡で胃炎が確認されたので、健康診断のピロリ菌抗体の陽性と合わせて、やっと保険適用のピロリ菌の除菌のスタートラインに立てたということになります。
† 7日間の戦いの始まり
先生に処方されたのはボノサップパック 400*1 というものを7日分処方されました。画像に写っているこれ1つで1日分です。白い2種類の抗生物質と、タケキャブという PPI(プロトンポンプ阻害薬)がセットになったものですね。PPI はガスターとかよりも強い胃酸分泌抑制剤なので飲むのは初めてです。
抗生物質なので腸内細菌バランスが崩れて、しばらくはお腹がゆるいことが続きそうです。。。。
しばらく前から続いている胃痛の診断のため、胃カメラによる診断を受診してきました。
検査の前に胃の中の泡を消す薬を飲みます。その後、診察室へ。最初に霧吹きのようなもので喉に麻酔をかけられます。その後、ベットに横になると先生から「唾を飲み込むと咽せるので、そのまま垂れ流してください。カメラ喉のところを通るときはどうしてもちょっと苦しいです。」という説明。その後、カメラ挿入という流れ。終わってからも30分くらいは麻酔で口の中の感覚がありませんでした。これは歯医者とかと同じですね。
初めての胃カメラで、局所麻酔でしたが、これはなかなかにきついです。時間的には10分少々だったと思うのですが、その間は脱臼している時並みに辛かったです。麻酔が効いているので口からはよだれは流れっぱなしですし、カメラが喉に当たると、反射ではき出そうとするのでそのときの鼻水と涙がたいへんでした。カメラが一番奥まで入ってしまえばそれほどでもないんですが、これはしばらくやりたくないと言うのが正直なところです。次回からは鼻からいれるタイプでお願いしようと思います。
終了後、先生から「潰瘍もないですし、画像としては綺麗な方なので、大きな問題はないでしょう。まぁ、胃炎はあるんですけど今の薬で問題ないでしょう。」とのコメント。
ひとまず大きな所見がなかったのは幸いでした。