デイリーポータル Z の「ドライフルーツで果実酒を仕込むとすごい」が公開直後に一旦取り下げられた経緯が非常に興味深かったのでメモ。
8月30日の公開時、当初の記事内にて「ラムレーズンを作り、ラムの部分を試飲する」という行為があったため、酒税法上の問題があるものとして公開を一時取り下げておりました。その節は私の知識不足により、読者と関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしました。
確かにレーズン(ぶどう)は自家製の果実酒づくりの材料として使えないことになっていますね。
でも、作ったラムレーズンは合法でも、果実酒として飲むことはアウトというのは盲点でした。
なかなかに凄いポイントにハマってしまったと思います。
ラムレーズンは菓子用に普通に売られていたりしますし、自分で作ることも普通に考えられるのでこれは注意が必要そうです。
萩の月で有名な菓匠三全の工場直売店でさくらソフトを食べながら一休み。
さすがにこの時期だと人が少ないですが、工場直売店ならではの B 級品「萩の月パンク*1」などが売られてていたりします。
[菓匠三全 工場直売店 の続きを読む]デイリーポータルZのビリヤニのエントリが面白かったのでメモ。
ウチの近くにも本格的なビリヤニを出してくれるお店があります。このお店に限らず、ビリヤニは本格的なお店ほど焚きムラのようなものが多いことには気づいていて、素朴な疑問として「こんな美味しい料理なのに、なんでムラができないように作れないのかな?」というのがずっとあったんですが、焚きムラがあるのがビリヤニらしさなんですね。
「ビリヤニって何ですか?」と詳しい3人に聞いてみた :: デイリーポータルZ
深さがある容器だと、ライスとマサラの二層だと炊きムラができる。米にマサラが満遍なく行き渡らないから層を重ねます。でも実は満遍なくなりすぎても良くない。食べたときに味のグラデーションがある方がおいしいので、炊きあがった後になるべく混ぜないようにしています
ネットに数々のネタを提供してきたデイリーポータル Z が 11 月からイッツコム傘下になっていたのでメモ。
買収による引っ越し自体もネタになっているところがらしいといえばらしいですよね。
デイリーポータルZと東京カルチャーカルチャーのオフィスは引っ越しました - デイリーポータルZ
プレスリリース(ニフティイッツコム)が出ている通り、デイリーポータルZと東京カルチャーカルチャーの運営会社が変わった。
朝から八戸キャニオン(八戸鉱山)にやってきました。
ここは日本では珍しい露天掘りの鉱山です。その最深部は -170m にもなり「日本で一番標高が低い」とか、「日本で一番遠くから太陽が眺められる」と言われているようです。遠くにミニチュアのようなダンプカーやショベルが見えますが、普段はあまり見かけないようなかなり大型の機械です。展望台の近くにはダンプのタイヤが展示されているので、これと見比べればダンプの大きさがよく分かります。
展望台には自由に立入できますが、11:45~12:30は展望台を含めて立入が制限されています。これはこの鉱山が遺跡ではなく現在も石灰石を採掘している現役の鉱山のため。毎日の発破作業が12:10に行われており、その安全確保のためとのこと。実際にこの時間に来たことがある友人の談によると「社員の人が出てきてゲートのところでしばらく待つように言われるんだけど、遠すぎて発破の音はほとんど聞こえなかった」とのこと。
一般の人は下に降りることはできませんが、下の様子はデイリーポータルZに「八戸キャニオンはやっぱりすごかった! - デイリーポータルZ:@nifty」があるので、そちらを参考にしてください。
今日のもう一つのメインイベントは、大多喜町大戸にあるという洗い越しを渡ること。洗い越しというのは橋の代わりに川の中に道路が作られていて、その部分を走って渡ることが出来るようになっているものです。欄干がないところは高知で出会った沈下橋と同じですが、こちらは増水時だけではなく常時路面が水面下なところが違います。
やってきたのはいすみ鉄道東総元駅(ひがしふさもと)駅から歩いて10分位の場所。地図を見るとよく分かりますが、夷隅川はこのあたりでヘアピンカーブ状に大きく曲がっており、この洗い越しはこのヘアピンの内側にある田畑に渡るための農道として使われているようです。
入口の目印は「一般車両通行禁止 大多喜町」と書かれた白い標識。否が応にも気分が盛り上がります。まずはこの手前に車を停めて、友人が用意してきたゴム長を装備。そして白い標識に向かって歩いてきますが、マニアに有名なスポットということもあり、先客に遭遇。その後も見物人は絶えることなくやってきており、数十分で4~5組の人が見学に訪れていました。
いよいよ川岸に到着。おそるおそる足を踏み入れて行きます。この時期なのでゴム長の上からでも水が冷たいのが分かるほど。路面を踏み外さなければ水深は深いところでも 20cm ほどなので、トイレ掃除に使うような普通のゴム長でもギリギリ浸水しません。一般車の進入は禁止されていますが、もちろん車でも浸水せずに渡河は可能なはずです。ただ、水流の速度はそれなりにあるので、徒歩の場合には足を取られないように注意が必要です。
デイリーポータルZにも「川の上を歩いて向こう岸に渡ろう」で特集されています。
B級でマニアックなネタをとことん突き詰めるスタイルでカルト的な人気を博しているデイリーポータルZ。
ネタについては、このサイトでも度々お世話になっていたりします。
このサイトを支える林編集長のインタビュー記事が東洋経済に掲載されていたのでメモ。運営元が Nifty というのは知っていましたが、なんとサイト開設は2002年、ブレイクイーブンを突破して黒字化を果たしたのはそれから10年後の2012年。コンテンツはふざけているようなものが多いですが、度重なる廃止の危機を乗り越えた手腕はおふざけでは片付けられない立派な功績ですよね。本サイトのようなはっちゃけっぷりがあまりなくて、当たり障りのないビジネス誌の記事になってしまってはいますが、仕事に対する情熱はよく分かります。
究極の「ダメサイト」を築いた男の、苦節10年 | 組織内変人列伝 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
中を覗いてみると、「ごぼうを50時間煮てみた」「納豆を10万回混ぜてみた」などと題された、不可思議な記事がてんこ盛り。ちなみに、ごぼうを50時間煮るとフルーティな味わいになり、納豆を10万回混ぜると風味はそのままでペースト状のものになるらしい。納豆ペーストはパンに塗ったらおいしいかもしれない。気になったらぜひやってみてほしい。
まったくどの記事もクレイジーだが、絶妙な脱力系ネタで読者をニンマリさせる。
前々からちょっと見に行きたいなと思っていた浦賀ドックが、咸臨丸フェスティバルで公開されるというので浦賀まで出かけてきました。写真撮影自体は自由だったのでかなり写真は撮ったのですが、公開については「住友さんが・・・」という大人の事情により今回は内部の写真はありません。
実際どんな感じかということについてはデイリーポータルZの以下の記事でご覧ください。
浦賀ドック跡地で「咸臨丸フェスティバル」 産業遺産を活用 - 横須賀経済新聞
産業遺産・レンガドックを活用したさまざまなイベントを企画。「ONE DAY MUSIUM」でパネル展示のほか、「咸臨丸子孫の会」講演会も。産業遺産見学ツアー、クレーンなどが残る「機関工場」ではコンサートも開催。
イベント前に竹岡ラーメンで腹ごしらえしようということで、以前から回収しそこねていたB級グルメフラグを回収することに。というわけで、木更津高専のすぐ近くにあるラーメン富士屋に行ってきました。
チャーシュー麺にしてみましたが、厚切りのチャーシューがごろごろ入っていてなかなかの食べ応え。麺は何も言わなければ柔らかめのゆで加減。具はチャーシューのほかにメンマと、刻みタマネギが入っています。スープは醤油ベースで、かなり辛め。麺のゆで加減から言って食べるのが遅い人は大盛りにするのは絶対止めた方がいいです。
濃いめの醤油ラーメンで刻みタマネギが入っているというと、八王子ラーメン*1*2*3を思い浮かべてしまいますが、細かい違いについてはデイリーポータルZの「@nifty:デイリーポータルZ:タレをお湯で割っただけ、竹岡式ラーメン」あたりを参考にしてください。
[ ラーメン富士屋で竹岡ラーメン の続きを読む]デイリーポータルZの@nifty:デイリーポータルZ:防空壕巡りでも取り上げられていた、佐世保のとんねる横町は一見なんの変哲もない商店街に見えますが、岩盤をくりぬいたトンネル内がお店になっているという地理マニアの聖地。このトンネルは元々は防空壕だったようです。
暗いとよく分かりませんが、明るいと上が学校になっているので目立ちます。