一通り海外艦艇を見終わってしまったので、ゆっくりと海自艦艇の一般公開へ。
今日公開されているのは「DDG-174 きりしま」、「DD-101 むらさめ」、「DDG-177 あたご」の3艦。こうやって横に並んでいる艦を見学するのは初めてですが、さすが海上自衛隊の中枢という感じがしますね。とはいえ、混雑を避けるため今回は前後甲板のみの公開なので物足りなさは否めません。
† あたらしい艦娘?
あたごは艦これを意識しているのか、あちこちに萌えキャラが。第3護衛艦隊所属!護衛艦あたごです!と書かれたキャラに始まり、係留索まで萌えキャラになっています。もちろん艦これの愛宕さんの大きなタペストリーも飾られいるという力の入りようでした。
萌えキャラといえば、こちらはプロの仕事ですがグッズ販売の付近にも島田フミカネ氏デザインの1等海士 瀬戸水匍*1の等身大パネルが飾られていました。
今日、横須賀にやってきたのは吉倉桟橋に停泊している護衛艦の艦内の見学がしたかったというよりは、ライトアップを撮影することが目的でした。というわけで、19:00 からのライトアップに備えて、横須賀の喫茶店に移動して降雨レーダーを眺めながらひたすら時間を潰します。今日はかなり早起きだったので、少しばかり仮眠を取っていました。
運良く雨も上がったので、ライトアップ開始10分前に吉倉桟橋がよく見えるヴェルニー公園に移動し、三脚をセッティングしてライトアップの点灯を待ちます。点灯の瞬間には「おお~!」という歓声が上がっていました。電飾されている護衛艦は手前からDDG-177 あたご、DD-101 むらさめ、DDG-174 きりしま、DD-116 てるづき、DD-107 いかづち、DD-111 おおなみ、DDH-144 くらまの7隻。
護衛艦の電飾は単色なのと、ヴェルニー公園側からは護衛艦が重なってしまうので、残念ながら写真としては思ったより面白みがありませんでした。それよりもむしろ、電飾などが全くない対岸の米軍基地の夜景の方が雰囲気良く写ってしまったのは怪我の功名でした。
思ったよりいずもの見学で時間を取られてしまったものの、すぐに移動すれば横須賀の 16:00 までの公開時間になんとか間に合いそうということで、急いで海上自衛隊横須賀地方総監部に向かいます。
入り口で本日3回目となるセキュリティチェックを時間制限ぎりぎりで抜けて、そのまま護衛艦が停泊している吉倉桟橋へ。既に艦内見学は締め切られてしまっているので、外から写真だけ撮影。桟橋の一番奥には煙突の赤いカンガルーのロゴがよく目立つオーストラリアのフリゲート艦 FFH-153 HMAS Stuart が停泊していました。
† 人だかりが出来てると思ったら・・・
Stuart の向側に停泊している護衛艦くらまの階段の傍に若い隊員さんが整列して誰かを待っています。その様子を撮影しようと人だかりができていたので、僕も訳も分からずにカメラを構えていたら、かなり偉い自衛官の人が降りてきました。この袖の形を防衛省のウェブでチェック*1してみたらなんと海将でした。
その後すぐに雨が降ってきてしまったのと、蛍の光が流れてきてしまったので、そのまま会場を後にしました。
ランチの後は船によるYOKOSUKA軍港めぐり。
軍港めぐり関連情報 l 株式会社トライアングルのWebサイト
アメリカ海軍第7艦隊と海上自衛隊の艦船基地を間近に見ながら横須賀の港を船でめぐる日本でも唯一のクルージングツアー! タイミングによってはアメリカ海軍のイージス艦や原子力空母ジョージワシントン、海上自衛隊の様々な護衛艦や南極観測船しらせの姿も見ることができる、海の魅力が豊富な『横須賀らしい』45分間のクルーズとなっております。
とりあえず、これでもかというくらいの軍艦に会えます。
今日は日米あわせて6隻のイージス艦がいて、横須賀はイージス艦の巣のようになっていました。ジョージワシントンも見れましたし、原子力潜水艦も停泊していたので満喫できたと思います。
一番良かったのはちょうど「こんごう」が外から入港してくるところに遭遇できたことでしょうか。自衛官のみなさんが甲板に整列しているのが分かると思います。手を振ったら手を振り返してもらえました。