高等教育を含めた教育の無償化で自民党がまとめた案が結局は出世払いになっていることが話題になっていたのでメモ。
奨学金の出世払いについては2011 年頃から話が出ていて、すでに JASSO には「猶予年限特例又は所得連動返還型無利子奨学金制度」が創設されており、平成 24 年 4 月以降の第一種(無利子)奨学金採用者の場合には、年収が 300 万円になるまでは返還が猶予されることになっています。
大学在学中は授業料無償化 自民が検討案まとめる | NHKニュース
納付の対象となる一定の年収については「初任給の平均値にあたる250万円以上」や、「300万円以上」など複数の案を例示して、今後検討を進めるとしているほか、納付額は正規雇用の標準的な収入の人でおよそ20年で支払いが完了する程度に設定するなどとしています。
支払期間が 20 年というのもどうなんでしょうかね。
すぐに払い始めても 40 半ばまでは払わないといけないわけですし、終身雇用が形骸化している現在では、住宅のような長期のローンは時代に合わないと思います。
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