このところ廉価な 10GbE スイッチがいろいろと発売されていたのでメモ。
これまで10GbE スイッチで気軽に導入でき、かつ VLAN に対応しているものは、ネットギアのXS708E*1 くらいのものでしたが、今回発売されたXS716E はその16ポート版。8ポートだと将来的に足りなくなるかも・・・という場合にもこれならば良さそうです。
VLAN などに対応しない非管理型 L2 では HP の1420-24G-2SFP+*2 のようにアップリンクだけ 10GbE という製品は比較的安価なものが多かったのですが、今回のエレコムから発売されるEHB-UT2A04F /EHB-UT2A08F は 4 ポートと 8 ポートが全て 10GBase-T のもの。NAS やファイルサーバとかにつけることを想定したものでしょうかね。
† 常に 10GBase-T がいいかというと・・・・
10GbE というと SFP+ で光トランシーバーが必要というものが多かったのですが、最近はメタル線で使える 10GBase-T の製品もだいぶ普及してきたきた感じがします。ただし、メタルで使えるといっても Cat. 6A (短距離ならば Cat. 6 でも可) 以上が必要なので、線は引直しをしないといけない場合も多そうです。トランシーバの値段を抜きにすれば、光ケーブルは大昔のOM1 グレードでも 10GBase-LRM を使えば 220m は伝送できたりするので、既設線の状況によってはこちらのほうが安上がりの場合もあります。
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