少し前に NITE から電源プラグ・コード及び配線器具による事故の防止についての注意喚起が出ていたので、忘れないうちにメモ。実は先日某所で大掃除をしたときにコンセントタップの根元が焦げているのを発見して胆が冷えたばかりなので、他人事とは思えません。
冬に増加 電源コードからの発火事故 | NHK「かぶん」ブログ:NHK
最も多い事故は、電源コードを繰り返し曲げたり、引っ張ったりすることで中の導線が切れ、電気がショートして火が出るものです。また、電源プラグとコンセントの間にほこりや水分がたまることで発火するケースも多いということです。
ニュースでは概要しか取り上げられませんでしたが、資料を読むと以下のような具体的な事例が載っています。ヘアドライヤー本体に巻き付けてるのは一般家庭よりもホテルですよね。こういうのが出ている以上、ホテル等でもコードを本体に巻き付けるのは止めるべきではないかと思いますね。
製品評価技術基盤機構, "電源プラグ・コード及び配線器具による事故の防止," p.10, 2015-01-29.
電源コード類に過度な繰り返しの引っ張りや屈曲・荷重の負荷で断線・ショートし発火 平成24年3月1日(東京都、軽傷、女性・30歳代)
【事故の内容】ヘアドライヤーを使用中、異音とともに火花が出て腕にやけどを負った。
【事故の原因】電源コードをヘアドライヤー本体に巻き付けるなどしていたため、本体側のコード付け根部分に過度な力が加わり、コード芯線が断線して短絡・スパークが発生し、やけどを負ったと推定される。
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