メールサーバのメンテナンスをしているとどうしてもSMTPとかPOPをtelnetによってアクセスして動作を確認するという必要が出てきたりします。メールサーバの細かい挙動のチェックはメールクライアントからではわからないからです。
今まで知らなかったのですが、e-wordsにIT用語辞典 e-Words : SMTPコマンド/応答コードというものがありました。一覧にまとまっているので使いやすいと思います。
† やむなくSpamAssassinをアップデート
メール関係は意外にクリティカルなので普段は触らないことにしているのですが、今日はSpamAssassinをバージョンアップする羽目になってしまいました。
事の顛末はSpamAssassinの設定ファイルを間違って壊してしまったことに始まります。僕は設定ファイルにTLECさんの公開しているuser_prefs(Easy setup & configuration of SpamAssassin with fetchmail)を使っているので、これをもう一度取得してインストールすればよいと思ったのですが、いつの間にかこれがSpamAssassin3.x系専用になってしまってました。
設定ファイルはもちろん自作することも可能なのですが、SPAMの検出制度が落ちるのは嫌だったので、やむなくSpamAssassin 3.0.2をインストールすることにしたというわけです。
† 意外にもレトロなメールの仕組み
どんなメールクライアントでもサーバとの情報のやり取りにはにはPOPやSMTPといった非常にレトロなプロトコルを使っています。
こうやってtelnetからSMTPやPOPをたたいてみると、メールクライアントはFireFoxなんかを代表にしてどんどん高機能化しているわけですが結局はPOPやSMTPのラッパーに過ぎないということが実感できますね。
一度機会があったら、コマンドプロンプトで
telnet (メールサーバ名) smtpとか
telnet (メールサーバ名) popとか
としてみると面白いですよ。
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