W杯の日本対デンマーク戦は仕事の関係もあって熟睡していましたが、へんな時間だったにもかかわらずTwitterでの秒間Tweet数が過去最高の3283TPSを記録したようです。TPSはTweets-Per-Secondの略のようですが、コンピュータの世界にはTPSといえばTransaction Per Secondという立派な単位がすでにあって、こちらでも十分意味が通じるので別の単位を再定義するのはちょっとなぁという感じがしなくもないです。
ところが、日本対デンマーク戦(日本が3-1で勝利!)での試合終了直後の数字は、NBA優勝決定戦でロサンゼルス・レイカーズがボストン・セルティックスを破った時よりも、上回りました!審判が日本対デンマーク戦の試合終了のホイッスルを吹いた瞬間、最高記録を更新し、秒間ツイート数3,283を記録しました(同時刻に開催されていたオランダ対カメルーン戦は、日本対デンマーク戦よりも6分早く終了していました)。
それはそうと、この3,283TPSという数字はなかなかにすごいですね。Twitterのサービス自身は機能的にはそれほど難しくないですが、これだけの更新トランザクションを捌きつつ、それ以上に入ってくる参照トランザクションの処理も同時にやってのけなければならない性能要求はなかなかにシビアです。2007年時点のTwitterの負荷対策の資料には600 requests per secondと記載されているので、3年足らずでトランザクション数が5倍以上になっているんですね。今となってはアーキテクチャもだいぶ変わっていると思いますが、くじらを出しつつも良く耐えていると思います。
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