最近のFFFTP関連の騒ぎの関係で、使い安いSFTP/FTPSクライアントがないかという話がいろいろ来るようになりました。相手がエンジニアならば、正直「コマンドラインから"scp"と"rsync -e ssh"が使えればこと足りるよね」という感じだと思うのですが、普通のユーザー向けにはちょっと敷居が高すぎるので、FFFTPから乗り換えやすそうなクライアントを探してみました。
この辺の王道といえばWinSCPかなと思っていましたが、FileZillaが思ったより使いやすそうな感じです。同じような需要を見越してか、SourceForge.JP MagazineにもタイムリーにFileZillaの解説が上がっていますね。
暗号化通信により安全にファイルを転送できるFTPS/SFTP/FTPクライアント「FileZilla」 - SourceForge.JP Magazine
最近、FFFTPなどのFTPソフトからログイン情報を取得するマルウェアが話題になっている。しかし、FTPはもともとパスワードやファイルを暗号化せずに送受信するため、ほかのクライアントでも盗聴などにより情報を盗まれる可能性がある。そのため、SFTPやFTPSといったより強固なセキュリティを備えるプロトコルを利用することをおすすめしたい。今回紹介するのは、これらに対応する高機能FTP/FTPS/SFTPクライアント「FileZilla」だ。
これまで知らなかったのですが、FileZillaはSFTPを使う場合にpageant認証が使えます。なので、SSHでpageantを使っている場合には、FileZillaにパスワードを記憶したり、入力することなくファイル転送を行うことができるようになります。僕のSFTPの設定項目は画像のようにとってもシンプルになりました。もっと早く移行しておけば良かったなぁ。
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