だいぶLaTeXを使うのにも慣れてきましたが、そういえば自分の論文にはそこそこ複雑な数式があったことを忘れていました。これまで論文は全部Wordで書いてきたので、数式は全てMS Office付属の数式エディタで書いてきました。これを一つ一つTeXに書き起こしていくのは面倒なので、これをなんとかTeX形式にコンバートできないかと色々探してみたところ、TeXaideというツールを使うとTeX形式にコンバートしてくれることが分かりました。
Design Science: Request TeXaide
TeXaideは当社の数式エディタ(Equation Editor)の特別バージョンで、MathType 4のTeXトランスレータ技術を使って、TeXを生成するものです。数式エディタがOLEをサポートするアプリケーションなら何でも使用でき、またクリップボードからグラフィックをペーストできるのに反して、 TeXaideはクリップボード上でしかTeXを生成せず、ここからあらゆるTeXのシステムにペーストすることになります。とはいえ、これで今すぐに数式エディタの使いやすいインターフェースを使って、TeX数式の生成が行なえます。
ちなみに画像の数式をTeXにコンバートするとこんな感じになります。
† 変換結果
上部に% MathType!で始まるコメントがついていますが、これは飾りではなく、この部分をTeXaideにペーストすることで再び数式をTeXaideで編集できるようになります。これでまた一つ難題をクリアしました。
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