埼大で@gmail.com
を@gmai.com
と打ち間違えて転送設定を行ったため、4,890 件の情報漏洩が発生していました。
こういう打ち間違えを前提としたドメイン(ドッペルゲンガードメイン)は沢山あるのでシステム部門でも定期的にブラックリストを更新するなどの対策が必要です。
個人メールへの転送は過去にもフィッシングによる個人情報漏洩の原因にもなったりしたので、それを機に禁止されたりチェックが厳しくなったところが多いと思いますが、埼大は特にそういう対策がなかったということでしょうかね。
(1)2021年5月6日(木)に、本学教員が大学のメールアカウントからGmailへの自動転送設定を行った際に、転送先メールアドレスのドメインを「@gmail.com」とすべきところを誤って「@gmai.com」としていた。
(2)「@gmai.com」はドッペルゲンガー・ドメインと呼ばれるもので、転送先のメールアドレスが存在しない場合も当該ドメインはエラー等を返さずにメールを全て受信するため、メール転送先のミスに直ちに気付くことができなかった。
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