colors.js とfaker.js の作者が故意にライブラリを破壊するような push をしたことが騒ぎになっています。
基本的にはダウングレードすれば良いだけですが、OSS は性善説で運用されていて意図的におかしな状態のライブラリがリリースされるということは想定されていないのと、colors.js と faker.js は人気ライブラリであるということが相まって、大きな騒ぎになってしまっていますね。
このような push が行われた背景として、作者に不幸な出来事があったり、人気ライブラリでありながら思うように収益が上げられないということもあったようです。
今後はこういう作者が自暴自棄になってしまうというのも OSS のリスクとして捉えないといけないのかもしれません。
colors.jsとfaker.jsの作者が自らのライブラリを破損、背後にはオープンソースを悪用する企業への不満? | OSDN Magazine
両ライブラリの開発者Marak Squires氏が意図的にinfinite loopを導入し、”LIBERTY LIBERTY LIBERTY”というテキスト、非ASCII文字が表示されるようにしたと記している。経緯としては1月8日に、color.jsでアメリカ国旗モジュールが加わったというバージョンをv1.4.44-liberty-2としてGitHubとnpmにプッシュしていたという。faker.jsでも、サボタージュ版とされるバージョン6.6.6がプッシュされており、ライブラリのユーザーの混乱を招いた。
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