最近のピンポン玉はセルロイドでできていないようなのでメモ。
日本卓球協会と日本卓球公認工業会から以下のような文章が出ていました。
危険です!「セルロイド」の卓球ボール ― 消防法 危険物第5類 ―
卓球ボールは、かつて「セルロイド」という材質で製造されていました。
平成26年から、非セルロイドの材質で製造することがルールで義務づけられました。
セルロイドは、熱や湿気に敏感で、時に危険な事態を引き起こすことがあるからです。
最近は全く卓球に触れる機会がないので、ボールの材質が変わっていることにすら気づいていませんでした。
オリンピックや世界卓球を見ていると昔と比べてラリーが続くようになっている感じがしたのですが、ボールが変わった影響はけっこうありそうです。
ちなみに、セルロイドって危険物第5類(自己反応性物質)だったんですね。
セルロイド安全取り扱いマニュアル(ダイセル)
セルロイドは温度、湿気、紫外線などの影響により、長時間では徐々に[硝酸セルロース ➡ 硝酸+セルロース]の分解劣化を起こします。この分解反応は発熱(分解熱)をともない、蓄熱して出火につながりやすくなります。また分解生成物は化学的に不安定で、劣化したものを放置するのは大変危険です。
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