OpenSSL の 3.0.0 の正式版がリリースされました*1。
バージョンもセマンティックバージョニングが採用されたため、やっと数字の大小だけをみれば良くなるようです。
これまで OpenSSL は特にパッチバージョンとして末尾に a, b, c, ...のような英字が使われていたので、バージョンがわかり辛かったんですよね。
「OpenSSL 3.0.0」が公開 ~ライセンスは「Apache License 2.0」に - 窓の杜
バージョニングはよりわかりやすい「セマンティックバージョニング」となり、「(メジャー).(マイナー).(パッチ)」という形式で管理される。互換性のないAPI変更を加えた場合はメジャーバージョンを、互換性を保ちつつ機能を追加した場合はマイナーバージョンを、細かい不具合を修正した場合はパッチバージョンを増やす仕組みとなるため、バージョンナンバーを見ただけで変更の規模や互換性の有無がおおよそ把握でき、わかりやすい。
† コンパイルには perl-IPC-Cmd が必要
CentOS 7/8 ではそれぞれコンパイル前にyum install perl-IPC-Cmd
/dnf install perl-IPC-Cmd
を実行して perl のモジュールをインストールしておく必要があります。
HTTP などの各種アプリケーションの対応はこれからという感じでしょうか。
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