今年も確定申告のシーズンが近づいてきましたが、とある所から発行された昨年分の源泉徴収票が PDF ダウンロード方式になっていて、摘要欄に電子公布と書かれていることに気づきました。このような源泉徴収票をもらうのは初めてです。
いろいろ調べてみたところ、電子的に源泉徴収票を交付した場合には摘要欄に電子交付と書く必要があるようです。
電子交付する給与所得の源泉徴収票、退職所得の源泉徴収票又は公的年金等の源泉徴収票は、書面で交付したものと区分するため、「摘要」欄に「電子交付」と表示するなど電子交付であることが分かるようにしてください。
† 提出の必要がなくなっていた・・・
ただ、電子交付の源泉徴収票は確定申告の時に自分で印刷して提出用に使うことができないので、「これ大丈夫なのかな・・・」と思ってさらにいろいろと調べてみたら、平成31年4月1日以後に提出する確定申告では源泉徴収票の添付が不要に変更されていたんですね。
† 保管義務もなし
これまでも e-Tax 等で確定申告をした場合には、源泉徴収票の添付は省略することができ、自分で保管する方式になっていました。これについてもしれっと「添付不要とする書類については、納税者に保存義務はありません」と書かれていて、いつの間にか保管の必要もなくなってしまっていました。
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