NTT 東日本 と IPA が公開している 「シン・テレワークシステム」の中間報告が興味深かったのでメモ。
実験用のシステムということは理解していましたが、設備の写真を見るとどうみてもラズパイのクラスタですね。
機材費が全部で 65 万円というのも凄いと思います。
まぁ、こういうものはここに書かれていないスキルを持った人の人件費が一番高いというのが常ではあるんですけれども。
高額になりがちなネットワーク機器もApresia 15000 やApresia 13200 が見えますが、さすがにこれは機材費には含まれていないようです。
これ以外は家庭用の廉価なスイッチが使われているように見えますね。
NTT 東日本 - IPA 「シン・テレワークシステム」 - 2020/05/14 大規模アップデートと成果の中間報告
今回調達をしたハードウェアは、ARM ベースの小型コンピュータで、消耗品として、いつでもすぐに買える安価なものです。このハードウェアを、約 65 万円で、50 台調達しました。「1 台あたり 65 万円」ではありません。「50 台全部合わせて 65 万円」です。基板、ケース、ストレージ、電源、LAN ケーブルも合わせて 50 台分で計 65 万円となりました。これが、本プロジェクトのためにこれまでに購入した部材のすべてです。そして、ソフトウェア上の工夫により、この 1 台の装置あたり、少なくとも 1,000 セッション、多くて 2,000 セッションの 1Gbps の SSL-VPN を処理することができるようにしました。
† 参考
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