株式取引の決済期間がT+2 化されるようです。
日本の株式取引の決済日は長らく T+3 で、僕がとある証券システムの開発に携わっていた 2002 年頃には「証券は STP (Straight Through Processing) 化で T+1 になる*1*2」と言われていました。新システムもそれに対応できるようにというような話が盛んにされていたものの、結局その話はいつのまにかどこかに行ってしまっていましたが、それから20 年近く経ってやっと決済期間が 1 日短くなるというのは感慨深いものがあります。
この頃にシステムアーキテクチャとして学んだメッセージキューイング(MQ)が最近のクラウドやサーバレスなどで、有効活用できるようになっているわけですからとても貴重な経験でした。
株式等の決済期間短縮化(T+2化)について | 日本取引所グループ
検討の結果、T+2化の実施日は、2019年7月16日(火)とされております。2019年7月16日(火)の取引(約定)より株式等の受渡日が1営業日早まることとなり、取引日から起算して3営業日目に受渡しが行われますので、投資家をはじめとする市場関係者の皆様におかれましてはご留意いただきますよう、お願い申し上げます。
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