石狩データセンターの非常用発電設備の運転終了の瞬間です。60時間近くという、恐らくDCの歴史的最も長時間稼働した設備の一つで、最後まで支障なく動いてくれた事に感謝です。結果として備蓄燃料は70時間程度あり、節電運転する事で100時間程度が無給油で出来る状態でした。pic.twitter.com/016aQg10Pj
— 田中邦裕 (@kunihirotanaka)September 8, 2018
北海道胆振東部地震による北海道全域の停電を受けて、さくらインターネットの石狩データセンターは非常用電源(自家発電設備)による電力供給で稼働していましたが、北海道電力からの商用電源の回復により、通常の稼働状態に戻ったようです。
データセンターには非常用電源が備えられているのは普通ですが、テスト以外では普段使わない設備なので、長時間にわたってきちんと稼働したというのは素晴らしい記録なのではないでしょうか。石狩データセンターは2011年に稼働を開始した新しいデータセンターなので、設備が比較的新しかったというのも幸いしたのだろうと思いますが、素直に拍手を送りたいと思います。
以下にのページによると、今後も再稼働することを想定した体制を維持するとのこと。
平成30年北海道胆振東部地震について – さくらのサポート情報
北海道電力からの電力供給が回復したため、9月8日12時30分より復電作業を開始し、14時5分に非常用発電設備の稼働を停止いたしました。
しかしながら全道的に電力が不足している状況が続いております。
輪番停電などに弊社も協力していくとともに、不測の事態に備え、非常用発電設備の再稼働を視野にいれた体制を継続いたします。
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