科学技術・学術政策研究所が発表した研究者の意識調査*1がニュースになっていたのでメモ。
研究費が足りなかったり、研究するための時間をもらえないのは大なり小なりどの大学でも同じ傾向のようです。
研究者「時間ない、お金ない」…現状に危機感 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
文部科学省科学技術・学術政策研究所は、大学や公的機関の研究者が、研究費や研究時間の確保が著しく不十分だとして研究環境の現状に危機感を抱いているとする調査結果を発表した。
ちなみに原文では、以下のようにもっと生々しく雑用が増えていることが指摘されています。
文部科学省 科学技術・学術政策研究所 科学技術・学術基盤調査研究室,"科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2017)報告書(概要)," NISTEP REPORT, No. 175, p.4, Apr. 2018. (DOI:10.15108/nr175)
「研究時間を確保するための取組(Q202)」: 「大学改革、中期計画等の策定により、研究以外の業務エフォートが増加している」、「人員削減により、1 人当たりの事務作業や仕事量が増加(事務職員の不足)」、「機器のメンテナンスに時間を取られる」、「まとまった研究時間を確保できない(細切れ時間)」
僕もこのところ雑用ばかり(しかも組織の根幹に関わるような問題の仕事)なので、テンション上がらない日も多かったりしますが、科研も取れたのでめげずにやっていくしかないですね。
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