年末に TPP11 が発効したので、国内でも著作権保護期間が作者の死後 70 年に延長されていました。世界の潮流に合わせたとはいえ、これは正直、悪法だと思うんですよね。
著作権が切れた作品を公開していた青空文庫は本当は公開できるようになるはずだった作家の名前と共にPublic Domain Locked というロゴを掲げて抗議しているようです。とりあえずこの規定は遡及適用されないので、これまで青空文庫で公開されていた作品については今後も公開され続けるようですが、今後青空文庫には20年は作品が追加されないということになってしまうんですね。
著作権保護期間「作者の死後70年」に 青空文庫、元日に「Public Domain Locked」と嘆く - ITmedia NEWS
米国を除く11カ国が参加する環太平洋連携協定(TPP)の新協定「TPP11」が昨年12月30日に発効したのにあわせて、日本の著作権保護期間が作者の死後50年から70年に延長された。著作権保護期間延長に反対し、毎年元日に「Happy Public Domain Day!」のバナーを掲示してその年にパブリックドメインとなった作家の作品を公開してきた青空文庫は、今年元日、「Public Domain Locked」と書かれた黒地に赤のバナーを掲示し、保護期間延長を嘆いた。
滋賀県消費生活センターが作った「ネットの罠体験ショップ」がニュースになっていたのでメモ。
ずっとネット通販を使っている人であれば、世の中そうそううまい話はないと用心深くなるものですが、新しくネット通販を使い始める人は常に存在するので、こういう啓発サイトがあるというのはいいですね。景表法などについても学べるので、自分でネットショップやネット広告を始める前に目を通しておくと参考になります。
ネット通販の「罠」体験できます…疑似サイト、SNSでも話題に - 京都新聞 | This Kiji
滋賀県消費生活センター(彦根市)は、消費者トラブルが増えているインターネットショッピングを疑似体験できるサイト「ネットの罠(わな)体験ショップ」を制作した。ゲーム感覚で広告を正しく見る目を養うことができる。