NHKが素晴らしい特番を正月放送する。「キリ番」「MIDIサイト」「FLASH」「VIP全盛期」「着メロ」「ガラケーゲーム」など跡形もなく消えてしまった。『ネット史』は誰かが編纂しないと後世から振り返り不可能になってしまう
— tetsu (@metatetsu)November 21, 2018
二夜連続・平成ネット史(仮)1/2-1/3 - NHKhttps://t.co/qEGssuillq
NHK が今年の正月に平成のネット史について 1/2, 3 の2日間の特番を放送するようなのでメモ。
考えたら昭和の時代は一般の人はネットや携帯電話を使ったことがなかったわけで、この30年でいろいろと生活が変わったわけですね。ネット史もいいですが、NHK のサイトが数年でリンク切れになるのもなんとかしていただきたいものです。
Wizard Bible の運営者に罰金50万円の略式命令が出たことがニュースになっていたのでメモ。
“ウイルスのプログラム” 公開で罰金刑 研究者から疑問の声 | NHKニュース
問題とされたプログラムは、読者が投稿した記事に書かれていたもので、複数の研究者が検証したところ、実際はサーバーの遠隔管理などに使う一般的な機能のものだったということです。
同じようなプログラムは入門書などにも載っているということで、専門知識がないと悪用は難しいため、研究者の間ではウイルスとして摘発されたことに疑問や戸惑いの声が上がっています。
ちょっと気になったので調べてみると、該当のプログラムは「トロイの木馬型のマルウェアについて」*1のようですが、内容について調べてみるとプログラムは単なるソケットプログラミングの練習の域を出るようなものではなく、これ自体に何らかの害があるようには思えません。
不正指令電磁的記録に関する罪については、以下のように参院の付帯決議があったはずですが、いろいろと運用に問題が出てきているような気がします。
情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(平成23年6月16日)
政府は、本法の施行に当たり、次の事項について特段の配慮をすべきである。
一 不正指令電磁的記録に関する罪(刑法第十九章の二)における「人の電子計算機における実行の用に供する目的」とは、単に他人の電子計算機において電磁的記録を実行する目的ではなく、人が電子計算機を使用するに際してその意図に沿うべき動作をさせない電磁的記録であるなど当該電磁的記録が不正指令電磁的記録であることを認識認容しつつ実行する目的であることなど同罪の構成要件の意義を周知徹底することに努めること。また、その捜査等に当たっては、憲法の保障する表現の自由を踏まえ、ソフトウエアの開発や流通等に対して影響が生じることのないよう、適切な運用に努めること。