最後に帰投機の離陸を見届けて帰ります。
† 松島の F-2B の隠し技
松島の F-2B はどうやらブルーインパルスの演技中にエンジンを回していたようで、ブルーの演技後すぐに飛び立っていってしまいました。
離陸時に羽根フリフリみたいなのもなかったので、ずいぶん淡泊だなぁ、もうちょっとサービスしてくれてもいいのになぁと思いましたが、TL を見てみるとタキシングの時にキャノピーの中から「自衛官募集」とか「#ブルーより蒼い方」という文字が書かれた紙を掲げるという渾身のネタをやっていたらしく、TL を見るとこれが大ウケだったみたいですね。
† C-2 には部隊マークなし?
美保から来た C-2 にはなぜか部隊マークなし。
ロービジで見えないだけかと思ったのですが、写真でも確認できないので、ついていないんですね。
† その他
日本の E-2C が飛んでいるのを見たのは2011 年以来でしょうか。陸自の AH-1S や海自 SH-60K、百里の UH-60J や U-125A、小牧の C-130H などもみんなに手を振られながら帰投していきました。
午後の飛行展示は基本的にはブルーインパルスのみで、この頃になるとエプロン地区の混雑度も毎年最高潮*1を迎えます。
今年も快晴の下でブルーインパルスのアクロバットが見られると期待していたのですが、残念ながらこの頃から空には少しずつ雲がかかってきてしまいました。
† もはやお約束・・・
今年は途中で空域進入による中断があったり、天候によってスタークロスがキャンセルになるなど、ちょっと残念でした。中断は入間ではよくある事態で以前にもドクターヘリの侵入や、バードストライクなどもはやお約束みたいな感じですね。
今年の入間航空祭で一番注目を浴びていたのが歌舞伎の隈取を模した特別塗装をされた C-1 (78-1026)でしょうか。
普段は迷彩で地味なイメージの C-1 ですが、この赤白のど派手な塗装は目を引きますね。TL を見ていると整備員さんの顔も隈取されていたみたいですが、僕の位置からでは遠くて確認できませんでした。
空挺降下は13式空挺傘を使った両扉からの降下でした。
パラシュート同士が空中で接触していましたが、13式空挺傘になってからこういうときでも比較的安全になったんですよね。
今年の CH-47J の飛行展示は放水の展示のみでちょっと控えめでしたが、「チヌーク!チヌーク!」と連呼しまくる妙にテンション高めのアナウンスは健在でした。
† 救難展示は例年どおりの内容
救難展示は隣の百里基地の救難隊が実施しますが、懸垂下降してストレッチャーを収容するといういつも通りの内容でした。入間だとストレッチャー投下したり、パラシュート降下したりするのは場所的に難しいんでしょうかね。
飛行点検隊の展示飛行は退役間近になったYS-11FC の雄姿が印象的でした。
† 次期飛行点検機も決まったので・・・
次期飛行点検機としては、サイテーション 680A が 2020 年 3 月に引き渡しになる*1ことが決まっているので、航空祭で飛行展示が見られるのは来年が最後ということになるのでしょうか。
オープニングフライトで上がった2機の T-4 はよく目立つレッドドルフィンと、通常仕様と見分けがつきづらいですがロービジのタイプで、どちらも特別塗装機でした。
編隊飛行は7機構成で、ブルーインパルス顔負けダイヤモンド隊形や、デルタ隊形、クリスマスツリー隊形などを披露していました。
今年も恒例の入間航空祭に出かけてきました。
人が多すぎて人間航空祭とも揶揄されたりしますが、今年の人出は19 万人*1ということで、昨年の 21 万人よりも人が少なく、会場では比較的快適に過ごせました。
2013年の32万人の時の混み具合が嘘のようです。
† 今年は始めて正門から入場
例年同様、池袋発の始発に乗って会場に向かいます。
結局、どの門から入っても有利不利がないように基地内で誘導されるので、滑走路の北側に陣取りたい場合は北門もしくは特設門方面へ、南側に陣取りたい場合には稲荷山門もしくは正門に向かうのが正解です。僕は北側の方に行きたかったので昨年の教訓を生かして、今年は正門に向かうことにしました。
正門に向かう途中で稲荷山門の前を通りますが、その待機列が昨年よりも短かかったので、今年の人出が昨年よりも若干少ないのはこの時点で気づいていました。
待機列の最後尾についたのは 0645 頃で、待機列が動き出したのは0715 頃でした。年々引き込みの時間が早まっているような感じですね。正門から中に入るとセキュリティチェックがあります。といっても、カバンの中身を見せるだけで、金探はなく比較的簡易なものでした。
エプロン地区の入口についたのは 0750 頃。昨年はラッシュ時の満員電車のような感じで、お腹に隣の人の肘が入ったりとかしていましたが、今年はそのようなこともなく、かなり余裕がありました。
† 今年は走ることなく前列へ
エプロン地区が開放されたのは 0810。エプロン地区への入場時に毎年怪我人が出ているせいか、全般的に誘導はどんどんゆっくりになっている感じですね。今年はダッシュできる場所は皆無で、最前列までは隊員さんのテープに沿って歩いて前進する形になっていました。今年はこの時点でテープを掴むことができたので、この時点で最前列は確定。
ちょうど4枚目の写真が僕の目線ですが、この様子を建物の上から撮った写真が公式 Twitter に載っています。
陣取った位置は昨年よりも若干右側ですが、前に展示機がない位置なのでまぁまぁの位置でした。
† 詳細は別エントリで
飛行展示についてはそれぞれ別エントリに纏めてあります。