既に過去の出来事になっていたSCO 対 IBM の UNIX の裁判が最終決着したようです。
SCO の FUD 戦術は Linux や Novell 、IBM を巻き込んで提訴当時はかなり世間を騒がせましたが、既に SCO は市場から退場しているので決着による影響はほとんどありません。SCO 対 Novell の裁判で Novell が勝利したのは 2010 年 6 月のこと*1で、これで UNIX の著作権が Novell にあることは確定していてこれでほぼ片がついていたのですが、最終決着までずいぶん時間がかかりましたね。
2016年3月2日 安心してください,やっと死にました ─SCOがIBMと最終合意へ:Linux Daily Topics|gihyo.jp … 技術評論社
長かった法廷闘争がようやく本当に幕を閉じた。2月26日(米国時間),米ユタ連邦裁判所は2003年から続いていたThe SCO Group(すでに破産)とIBMの一連の係争への最終通告となる文書を公開,SCOからIBMに対する訴えのすべてを棄却するとの判決を両者が受け入れたことを発表した。2月9日にSCO側とIBMに対してなされた通告の回答期限が26日だったことを受けての発表となる。
Chrome のデベロッパーツールにセキュリティタブが追加されていたようなのでメモ。これを使うと一撃でどれが混在コンテンツ(HTTPS ページ内の HTTP コンテンツ)なのか分かるのでかなり便利です。
DevTools へのセキュリティ パネル導入について - Google Developers Japan
このセキュリティ パネルには、ネットワーク リクエストごとの接続情報が表示されており、安全な接続を表す緑色のロックマークにならない場合には、どの接続エラーが原因なのかがすぐ分かります。ページのオーバービューには、次のような情報が一覧表示されています。
- 証明書の確認:識別情報の確認に TLS 証明書がサイトで使用されているかどうかを示します。
- TLS 接続:最新で安全なプロトコルと暗号スイートがサイトで使用されているかどうかを示します。
- サブリソースのセキュリティ:安全でない HTTP サブリソース(混在コンテンツとも呼ばれる)がサイトで読み込まれているかどうかを示します。