ここ10年くらいでぐっと増えた、明るくて見やすい(&省エネな)発光ダイオードを利用した信号機ですが、雪国で使うと思わぬ落とし穴があるということがニュースになっていたのでメモ。
旧型の白熱灯は熱でフィラメントを赤熱させるため、電力のほとんどが熱になってしまい光に変わるのは10%程度でした。これに対して、LED は半導体を使って直接可視光に変換するため 30~50% という高効率なのがウリでしたが、雪国では白熱灯の副作用の排熱が着雪を溶かすのに役立っていたというのは皮肉なものですね。対策については青森県警交通部から「青森県警察LED車両用信号灯器の着雪・凍結対策に関するワーキンググループ設置運用要綱の制定について」という文章が出ていますが、具体的にはヒーターを内蔵するということになるのでしょうかね。
LED型信号、熱くならず雪溶けず/吹雪になれば真っ白に/青森県など産学官が北国仕様を開発へ (Web東奥) - Yahoo!ニュース
県警交通規制課によると、県内でLED型信号機が導入されたのは2003年度。13年度末までに車両、歩行者、矢印用合わせて8810灯が設置され、全体の34.1%を占めている。
LED型は電球型に比べて電気料が約5分の1と節電効果が高く、寿命も約10年と電球型の1年よりも大幅に長い。西日でも見やすいなどのメリットもある。
iOS 版の公式 Twitter クライアントで自分が投稿した画像を表示させると 「ツイートアクティビティを表示」というアイコンがあり、これをクリックするとアクセス解析が表示されるようになっていました。昨年導入されたPC 版の Twitter Analytics の簡易版といったところでしょうか。
詳細についてはヘルプの「Tweet activity dashboard」に解説があります。調べてみると、26日から有効化されていたみたいですね。
The Tweet Activity Dashboard is now available to eligible international users on iOS. Learn more here:https://t.co/meOhY213QM
— Twitter Advertising (@TwitterAds)January 26, 2015
先日、僕のところにもリプライが飛んできたレイバンのサングラスの宣伝スパムですが、どうやらアカウント乗っ取り型のスパムだったようです。「購入するを歓迎する」とか日本語がちょっとおかしいのでスパムというのはすぐにわかったのですが、クライアントが Twitter Web Client となっていたので API 連携でもなさそうということで、スパムの送信経路がちょっと気になっていたんですが、不正ログインだったというのはちょっと驚きです。
Twitter乗っ取りでスパム送信相次ぐ リスト型攻撃か 偽ブランド販売サイトに誘導? - ITmedia ニュース
これらのツイートはアカウントの持ち主が意図したものではなく、スパム業者がアカウントを乗っ取って投稿しているようだ。Twitterでは不正な連携アプリによるスパムツイートが流行することが多いが、今回のケースは異なり、他社などから流出したパスワードリストを悪用し、多数のアカウントに不正ログインするリスト型攻撃によるものとみられる。
既に僕の運用下には Windows XP も Windows Server 2003 も存在しないので意識から抜けつつありますが、Windows Server 2003 のサポートが今夏(2015年7月15日)に終了します。これについては昨年から XP の話と共に話題になっていたわけですが、都道府県庁の7割くらいが期限に間に合わないようです。
載せているソフトの移行が・・・というのはまだ救いがあるのかなと思いますが、サーバのリース期間が・・・というのは長期的な観点を全く考慮していなかったということですよね。そういういい加減なところでも仕事が回っているというのはある意味良い職場だなと思いますが、僕のデータも都道府県は持っているので、もうすこし中長期的な視点をもってIT投資して欲しいものです。
7割近くでサーバー更新間に合わない見込み | NHK「かぶん」ブログ:NHK
サポートが打ち切られたあとも「『ウィンドウズサーバー2003』を使い続ける」、または「使い続ける見込みだ」と回答したのは、東京都や大阪府、愛知県など全体の7割近い32の都道府県でした。
その理由として、東京都や大阪府は「サーバーのリース期間がまだ終わらず、新たに契約すると費用がかかるため」などとしているほか、宮崎県などは「サーバーを更新すると、その上で動いているソフトを作り替える必要があり、作業に時間がかかるため」と、予算面や技術面の理由を挙げる自治体が目立ちました。
昨年ニュースで流れていた iOS 版ハチプロですが、ローランドからとうとうリリースされたようです。
2月10日までは発売記念セールで通常2000円のところ、1500円になっています。昔集めていた MIDI ファイルを掘り起こしたくなりますね。
iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 SOUND Canvas for iOS
SOUND Canvas for iOS はDTM 音源のデファクト・スタンダード音源「SOUND Canvas」でお馴染みのローランドGS規格に対応したSMF※1プレーヤー内蔵のソフトウェア・シンセサイザーです。「GS」フォーマットのほか、「GM2」「GM」のSMFの再生に対応しています。また、SOUND Canvas for iOSにはリバーブ/コーラス/ディレイ/2バンドEQに加え、64種類のインサーション・エフェクト※2 も内蔵。SOUND Canvas「SC-88Pro」や「SC-8820」用のSMFの再生にも対応※3しています。
glibc の gethostbyname()*1 に脆弱性が見つかったということで大騒ぎになっていたようです。クリティカルな問題ではあるようなのですが、以下のトレンドマイクロの解説などを読む限りでは、単体では攻撃が難しい脆弱性のようなので、これからサーバのアップデート計画を立てようと思います。
お化けのアイコンで啓蒙されているようなので、何でかなと考えていたのですが・・・・脆弱性がある関数がGetHOSTbyname() だからという単なる語呂合わせでしたね。
Linuxに存在する脆弱性「GHOST」、システム管理者は落ち着いて対処を | トレンドマイクロ セキュリティブログ
Linux GNU Cライブラリ(glibc)に存在する脆弱性がセキュリティ企業「Qualys」によって確認されました。この脆弱性「CVE-2015-0235」が利用されると、Linuxのオペレーティングシステム(OS)を搭載する PC上で任意のコードを実行することが可能になり、結果的にサーバーの乗っ取りや不正プログラムを感染させることができます。「Heartbleed」や「Shellshock」、「POODLE」と同様に、この脆弱性は「GHOST」と名付けられました。その後の調査により、この脆弱性は深刻であるものの、攻撃に利用するのが難しく、攻撃の可能性は極めて低いことが判明しました。
RedHat は RHEL 向けのパッチを既にリリースしたようなので、CentOS にも近いうちにまわってくると思われます。
iOS 8.1.3 がリリースされました。
iOS はアップデートする度に何らかの話題を振りまいてくれますが、今回ちょっと話題になっているのはアップデートに含まれている「統一学力テスト用の構成オプションを追加(Adds new configuration options for education standardized testing)」という部分。おそらく日本国内向けではないと予想しますが、どんな機能なんでしょうね。
いつも通り細かな修正の他にセキュリティフィックスもたくさん入っているので、忘れずにアップデートしておきましょう。僕はいつも通り通勤時間中にアップデートを済ませましたが、今のところ特に不具合と思われる現象には当たっていません。
古いアプリを使っていると%ProgramFiles% 内に保存されているはずのファイルがしばしば変なところに移動されていることがあって困ることがあります。この現象についてちょっと調べてみたら UAC のファイルシステムの仮想化という機能によるものだということが分かったのでメモ。
結論から述べるとファイルは%LocalAppData%\VirtualStore に保存される仕様になっているので、ファイルが見当たらない時にはここを真っ先に探せばOKです。移動されているのではなく、透過的にリダイレクトされる仕組みでした。
† UAC と VirtualStore フォルダの関係
Windows Vista 以降ユーザー アカウント制御*1 (UAC)が導入されて、システムに変更を加えようとしたり、管理者権限でプログラムを実行しようとしたりすと、画像のように画面が暗転してユーザーに確認を求めるダイアログが出るようになりました。当初は使い勝手的にかなり叩かれた機能でしたが、この UAC ざっくりと述べれば、管理者アカウントを使っている場合でも、管理者権限が必要ないときにはプログラムは通常ユーザーとして実行され、必要があるときだけユーザーの確認をとって、はじめて管理者権限に切り替わるようになるという画期的な機能でした。
ただ、古いプログラムの中には恒常的に %ProgramFiles%, %Windir% を読み書きするようなものもあり、このようなプログラムとの互換性のためにレジストリやファイルシステムの仮想化という機能がついています。つまり、%ProgramFiles%, %Windir% への書き込みを別の場所に自動的にリダイレクトして、UAC の目的を達成しながら、なるべく後方互換性を確保しようという機能です。この書き込み先が最初に書いた%LocalAppData%\VirtualStore になるようです。プログラムからは %ProgramFiles%, %Windir% に書き込んだとしても、実際は %LocalAppData%\VirtualStore 以下に書き込まれるというわけです。このあたりはちょっと分かりづらいですが、 MS のサイトの以下の部分にきちんと解説がありました。
Windows 7 には、UAC 準拠ではないアプリケーション、および正常に実行するために管理者のアクセス トークンが必要なアプリケーション用に、ファイルおよびレジストリの仮想化テクノロジが組み込まれています。仮想化によって、UAC 互換でないアプリケーションでも Windows 7 との互換性が確保されます。UAC 準拠ではない管理者アプリケーションが、Program Files フォルダーなどの保護されているディレクトリに対して書き込みを試行すると、UAC により、変更対象のリソースの仮想化ビューがそのアプリケーションに独自に与えられます。この仮想化コピーは、ユーザーのプロファイル内に保持されます。この処理方法により、非準拠のアプリケーションを実行するユーザーごとに、仮想化ファイルの個別コピーが作成されます。
さくらインターネットから新たなストレージサービスが2つリリースされたようなのでメモ。
1つはクラウドの S3 互換のストレージサービス「オブジェクトストレージ」、もう1つは NetApp を使った専用サービス。NetApp の方は完全に個人利用を無視した(というか、FAS2500シリーズは最小構成でも100万以上するので個人には価格的に無理)なサービスですが、オブジェクトストレージの方は小さなサービス構築に使えそうなのでいいですね。さくらのクラウドもだいぶサービスがそろってきたという印象を受けます。
18年ぶりに孤独のグルメの第2巻が発売されるということがニュースになっていたりしました*1が、さらに NEXCO 東日本が孤独のグルメとコラボした「孤独のドラめし」を配布するようです。SA・PAの飯だと一人飯ということも多いですからね。
NEXCO東日本(東京都千代田区)は、平成27年1月26日(月)から、管内の154箇所のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)にて、高速道路をご利用するドライバーの皆さまに向けて特別編集した「孤独のグルメ」巡礼ガイド 番外編「孤独のドラめし」を配付いたします。