今日は TOKIA の1Fにあるヴィロン というフレンチで友人と食事。このメンツは久しぶりだなと思ったら新年会の串揚げ以来でした。金曜日の夜なので周りの席は予約でびっしり埋まっています。
メニューは通常メニューよりも黒板に書かれているスペシャルの方が種類が多いくらいなので選ぶのに時間がかかりますが、店員さんがオススメ等々については教えてくれるので心配ありません。
注文が済むと最初に出てくるこのバゲットが美味しいです。しかも食べ放題。出てくるテンポはおそいものの、アツアツで中がモチモチののバゲットを好きなだけ食べる事ができます。また、お店の入り口はブーランジェリー(パン屋さん)になっているので、このバゲットを買って帰ることもできます。ただ、このバゲットは人気商品のようなので、今日は既に「バゲットは売り切れました」という張り紙がしてありました。
前菜は白レバーのパテとブーダンブランのサラダ。バゲットが美味しいので、バゲットあう料理となると、やはりレバーのパテは外せません。あとは近くのテーブルに運ばれていった、大きなソーセージ状のものが気になったのですが、それがブーダンノワールのサラダでした。普通のソーセージだと思って食べると、嬉しい不意打ち。食感はふわふわした豆腐を食べてるような淡泊な感じで、一般的な腸詰めとはぜんぜん違います。
お店はかなり混み合っていたので料理が出てくるテンポは非常にスロー。次にル・クルーゼに入って運ばれて来たのはムール貝の白ワイン蒸し。貝の大きさ自体は小さいものの、身はぷりぷりとして心地いい食感。ソースがホワイトソースなのはちょっと変わっていますが、出汁の良く出たこのソースをバゲットに浸して食べるとまたこれが美味しいです。
魚料理は一尾丸ごと料理でクロソイのオーブン焼きだったはず。白身の淡泊な味にトマトソースがよく合います。最後の肉料理は牛肉のグリル。大きな肉に山盛りの付け合わせというあまりフレンチっぽくない、豪快な一皿。前半のバゲットで飛ばし過ぎたのでこのあたりを食べ終わる頃には既にお腹いっぱい。全体的に一皿一皿の量も多めなので、コストパフォーマンス的にも悪くないお店だと思います。