Yahoo!デベロッパーネットワークのテキスト解析APIにかな漢字変換Webサービスが追加されました。
その名の通り、かなを送ると漢字変換して返してくれるAPIです。
変換エンジンは往年のVJEを使っているようです。
ヤフー、かな漢字変換Webサービスを公開--MS-DOS時代に全盛の「VJE」をAPI化:ニュース - CNET Japan
今回公開されたかな漢字変換Webサービスは、日本語入力プログラム「VJE」(VACS Japanese Entry)をAPI化した。VJEは、もともとバックスが開発したプログラムで、MS-DOS全盛の時代には強い支持を受けたプログラムだ。(中略)かな漢字変換Webサービスは、ローマ字入力、かな入力に対応し、携帯電話などで活用されている推測変換機能も備える。また、人名や地名、顔文字、郵便番号の変換もできる。基本辞書は月に一度更新される。
VJEが活躍したのはかな漢字変換がFEP*1って呼ばれていた頃の話なので、いまどきVJEっていって分かる人はほとんどいないとおもいますが、現在も販売されているATOKなどと並んで名の通ったかな漢字変換でした。あとは松茸とかEGBridgeなんていうのもありましたね。そのころ僕はATOK使っていたことを思い出します。
ちょっと使いどころが難しいAPIですが、面白い使い方を考えてみるのも楽しいかもしれません。古いソフトでもAPI化することで、また新たなソフトとして生まれ変わることができるといういい例になるといいなと思います。
ITエンジニアを職業としていると、うつで休職しているという話は少なからず耳にします。実際に知人にも数人休職していたり、そこから復帰してまたバリバリやっているという人もいます。そんな感じなので、普通の職業よりは罹患率が高いんだろうなとはうすうす感じていましたが、労災の認定件数で専門的・技術的職業従事者がトップになっていることがデータつきで載っていました。この実態はITエンジニアとしては悲しい限りです。
スラッシュドット・ジャパン | 精神障害の労災認定、システムエンジニアや医師などが最多
厚生労働省がまとめた「脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災補償状況(平成19年度)について」によると、脳・心臓疾患の職種別支給決定件数でみると、システムエンジニアや医師などが含まれる「専門的・技術的職業従事者」が運輸・通信従事者に次いで2位を占め、精神障害等の職種別支給決定件数でみると専門的・技術的職業従事者が28%で1位となっている。朝日新聞に掲載された小杉正太郎・早稲田大教授(ストレス心理学)の指摘では、「IT系や研究開発など、職位階層が細かくなく管理職の少ない職場ほど、多様な仕事を任され強いストレスにさらされがちだ」とのこと。
以前に友人と「ITエンジニアは追い込まれたときに精神的な限界と肉体的な限界とどちらが早く来るかという問題になるから、それを見極められないマネージャーにつくと体が持たないよね。」という話をしたことがあります。
とりあえず、僕はどこでも好きなように、やりたい放題なので、自分でも他人からも肉体的な限界が早く来る派といわれています。つまり、脳・心臓疾患の方が危ないというわけですか。。。。。