北天の大星座である白鳥座の方角にある彗星の光は、古来から生命体の進化を促進させていた。古の時代にはこれを応用して、動物や魔物といった生物を創造した。だが、その魔物により世界は壊滅寸前にまで陥ることとなる。
人類は「光と闇の戦士」を生み出すことにより、魔物を撃滅することに成功した。それから幾年もの月日が流れた。主人公テムは、1年前、父親が隊長を務める探検隊と共に「バベルの塔」へ探検し、遭難した中で唯一の生還者である。彼は、手を触れることなく物を動かしたり、他の人間には見えない物を見る力があったが、祖父母と平凡な毎日を送っていた。そんなある日、主人公のいる町(サウスケープ)の付近にあるエドワード城の王女カレンが城を抜け出し、行方不明になった。彼女は主人公の家に身を隠していたのだが、結局、兵士に連れ戻される。次の朝、エドワード城エドワード国王からテムのもとに「水しょうの指輪を持参するように」という内容の手紙が届く。
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