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24歳の派遣社員、渋谷和也はある日1通の一斉メールを受信した。
メールは、日本全土を戦場とする政府公認の殺戮、生き残りゲーム＜サバンナゲーム＞への参加募集だった。
最初は戸惑いながらも、それが事実であることを確認した和也は、同級生古手川仁や幼なじみ工藤真文とチームを組んで参加することにした。
装備は「サバンナゲーム運営委員会」の支給品の特別製携帯端末「SG」、様々な殺傷能力を持つ「装備」、超能力の源である「スキルの種」。和也は「闇刀」、仁は「時空を切り裂く爪」、真文は傷を直すスキルの種「マジカルヒール」を支給された。 彼らは、初めての殺人行為に怯えながらも次第に、戦いにのめりこんで行く。途中、装備に「空気ガム」を持った中年男・五十嵐健介を加え、何とか一回戦を生き残った。
戦いの中、イケメン藤原優こと沖田総司と知り合い、近藤勇率いる「新撰組」の土方歳三、卑弥呼の助けを借りて修行し、この時代がパラレルワールドだと知らされた。
二回戦は、南北戦争と決まり、北は「新撰組」を中心に、南は新撰組の義経を殺したセス・リンダが所属する謎の集団「黒の盗賊」をメインとする戦いになる様相を示している。
新たに、一回戦勝利のボーナス支給品、「地獄鎖の籠手」・「超高機動多目的装輪車両ハンビー」・犬の嗅覚と聴覚を持つ「犬の服」を手に入れた4人に、友人桐野吾朗が加わり新たな戦いに備えている。
デス・ゲームは、始まったばかりだった……。