■Introduction
Little Red Trainは旧名義の代表コンテンツ「Lara to MeRRY」シリーズ作品の1つです。Ver.2を元に再リミックス&リマスタリングを施した実質のVer.3となります。
ララとメリーの二人の女の子が、大都会フリードフォークスの学校へ通学する情景と、その時に使用する赤い列車を主題とした曲です。朝焼けの空の下、鋼鉄の高架を走る赤い列車が、鉄橋を渡って摩天楼の間を疾走していく様を描いています。
■Lara to MeRRY
Lara to MeRRYは、現サークルRigelTheatreを立ち上げる以前の活動におけるメインコンテンツでした。ララ(主人公でおさげ髪の女の子)とメリー(金髪で八重歯の女の子)の織り成す百合っぽい物語が主軸となり、音楽とイラストを定期的に公開していく複合コンテンツでした。
■オールドスタイルとハモンドB3
本作は何といっても60~70's欧州のオールディーズをそのまま再現したような古めかしいサウンドが特徴です。ストリングスの古風なフレーズ、ブラスヒット、エレキギター。これらの古風な舞台セットの上で、ララとメリーの二人を表すメタファーであるフィドルとアコーディオンが、互いに掛け合いながら旋律を奏でます。
また、この曲を書いた当時、バンド活動由縁でハモンドオルガンに凄く憧れていました。B3とレスリーによるソロは、曲名を冠する赤い列車を表しており、旋律にはオルガンへのこだわりが強く表れています。
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