現在レギュラーなし、
コンビニバイトが中心の、
崖っぷちアラサー声優、吉岡奏絵（よしおか かなえ）。
デビュー当時は主役を演じたこともあるが、
今はその過去の栄光にすがるだけの売れない、オワコン声優である。
『そろそろ潮時だろうか』と諦めかけたところに、
事務所からラジオ番組の仕事が舞い込んでくる。
意気揚々と現場に向かうと、
そこにいたのは売れっ子の、女子高校生声優『佐久間 稀莉』であった。
かつてモブとしてだが、共演経験のあった奏絵だが、
「初めまして」と言われ、さらに
「私、モブ役の人の名前と顔いちいち覚えていないんですよ」
「せいぜい私の足を引っ張らないように頑張ってくださいね」
と馬鹿にされる。
生意気な稀莉にイラっとする奏絵だが、この仕事を逃したら後がなく、我慢する。
第１回の収録が始まるも、会話は弾まず、
相方の稀莉の反応は淡々としていて、つまらない放送となってしまう。
でも奏絵にとって、声優として最後の命綱のような仕事で、
嫌な相手、生意気な小娘に媚びへつらってでも、
声優業界に生き残るために必死になるしかなかった。
レギュラーゼロ生活に戻りたくない―。
奏絵のラジオから始まる、声優人生逆転劇が始まる。
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吐槽箱
感受得到作者对声优广播的热爱，能够写出如此精彩有趣的作品，两位女主的事件完全贴合的上题材，事业和爱情的起伏也能牵动着读者的感受，唯奈的故事补充也足够精彩，很扭曲很喜欢。
总之就是非常喜欢，好久没看小说看这么激动了。广播回真的很欢乐，虽然一开始还觉得这种广播没问题吗，不知不觉就变成了忠实听众。所以吉岗妈这么全能到底是怎么变成底边的。稀莉酱太可爱了，那么坚定地倒贴以致于根本不会出现什么胃疼的情节(×)。两个人的羁绊真的太棒了，互相救赎，染上彼此的颜色，除了酒豪不出年龄差(×）。人气好低啊。
全部看完了，终幕之后的番外写得太多导致看完了一点完结的实感都没有。//非常优秀的作品，虽然我有很多次想吐槽矛盾引得太快爆得太快，但每次角色的痛苦心情又非常戳我，那就话又说回来了，有力度有真挚那就没问题。//也就八十万字左右，但有太多印象深刻的场景了，青森的车站，当地温泉旅馆，第一次的广播活动，冬天的樱花，仙台的演唱会和车站，吉冈演唱会上的惊喜，冲绳的机场……真是充实的故事啊。我最喜欢的是橘唯奈专题的那几次番外故事，勇敢、强大、直率，也非常笨拙的女孩子的失恋的故事，啊啊我一直对这种非常的没有抵抗力，所以同样的后辈篇我也非常喜欢，番外的分量真是能感受到老师对角色十足的爱，作品里的所有角色都有额外着色和多多少少的补完，实在下了功夫。//从某种意义上说，喜欢的理由和《New Game》差不多，失意的痛苦与不甘，经历后成长的感动……能传达这些给我就觉得很棒了。
真的很少见到这种两情相悦之后还能完全没有水分地写出几百话的百合web文……每一个转折都那么自然又扣人心弦，没有那种为了扭曲而扭曲的公式化烂活，抛开恋爱和声优业界这些个人兴趣不谈，也是涵盖了情感、社会和命运的相当完整的作品。希望3、4卷也能顺利出版～但是你们艺人事务所上班的时候不要打网麻啊！
为了这本书专门去注册了论坛，感觉我也是做到了很多过去没做到的事情了。比起后面女高的光亮以及百合的香气，更让我能共情的是沉痛职场人的眼泪，无数小事的累积的倒塌无论是谁都会心痛，好在有人鼓励她，真是太好了。