『史上最強の弟子ケンイチ』の前身となる作品に『戦え!梁山泊 史上最強の弟子』(『少年サンデー超増刊』に連載。全5巻。以下「増刊版」と記述)がある。基本的には同じ内容であるが、『史上最強の弟子ケンイチ』(以下「週刊版」と記述)では増刊版から設定に変更が加えられたり登場人物が増えたりしている。
週刊版と増刊版の主な設定の違い
師匠連
増刊版ではしぐれが登場せず、「旅に出ている師匠」が2人となっている。シルエットからするとそのうち一人がしぐれと思われる。
また、秋雨の年齢設定は28歳だった(週刊版では38)。ただし設定年齢が10歳変わっているにもかかわらず容貌は全く変わっていない。
美羽と兼一の通う高校
増刊版では、美羽は兼一の高校に転校してこない。そのまま松竹林高校に通っている(ちなみにバス通学)。
一部キャラの名前や容姿風貌の変更
馬槍月は、風貌が完全に変更されている。
武田は、増刊版では「竹ノ内」という名前で、ボクシング部のキャプテンという設定だった。容姿も完全に異なる。
谷本夏は、杉本夏という名前になっている。
兼一と対立する不良グループの名前の変更
増刊版では兼一と対立する不良グループの名前は「スネイク」であった。
スネイクの幹部は3人で、上位から“トップワン”吉川将吾、“トップツー”ハーミットこと杉本夏、“トップスリー”南条キサラで、いずれも週刊版ではラグナレクのメンバーとして登場している。
ちなみに「ラグナレク」はスネイクと対立するライバルグループの名前であった。
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