『マジンガーZ』や続編作品に登場したキャラクターが、敵・味方問わず設定を変えてそのまま登場し、巨大なロボットだった「Z」を、主人公が彫刻のようなマスクを被ることで装着する、全身に纏う甲冑のような超能力兵器に設定を変更して登場させている。物語は、近未来の地球と火星を主な舞台とし、宇宙に進出し始めた地球人類と、謎の生命体との戦いを描いている。作者としては挑戦的な作品であり、さまざまなアイディアが用意されていたようであるが、後のコメントによれば、あまりにも精神的にエネルギーを費やす作品となってしまい、途中で筆を置かざるを得なかったとのことである。掲載誌が青年誌であった為、それまでのマジンガーシリーズとは違い、過激な性描写もされている。
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