懐かしきあ日々を もう一度お届けします
南の島の浜辺に、ある少年が漂着した。自分がどこから来た誰なのか、少年は知らない。カヤという美しい少女に助けられ、 『渚』 と名付けられた少年は、大樹がそびえる不思議な村で暮らし始める。言葉も通じない村の人達に囲まれて、浜辺に立ち、海の彼方に自分の由来を探し続ける。やがて少年は、いつかの夏を見つけ出す。それは、七瀬歩が、美浜羊が、そして……様々な懐かしい少女達がいた景色。波打ち際に立ち尽くしていた彼が、たどりついた場所は……。
新たに南国編を収録した、完全書き下ろしで小説化！懐かしいあの日々をもう一度お届けします!!