夫・高森純平(塚本高史)と5歳の娘の3人で、ごく普通の幸せな家庭を築いていた杏寿(仲里依紗)。恋愛結婚した純平からは、最近“女”として見られていないように思えることが小さな不満だが、「自分たちは不倫や離婚からは最も遠い存在」と思っていた。
ある日、杏寿が自宅で経営するネイルサロンの客・坂口麗華(壇蜜)から「あなたは他の男から見れば、まだ十分“女”よ」とほのめかされ、ざわめきを覚える。
そんな矢先に、純平が顔に多数のアザを作って帰宅する。一体何があったのか…。それは、苦悩の夫婦生活の始まりだった。
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