成人した魔界のプリンスの主人公は、代々伝わる占いによって花嫁を選び出すことになった。その占いで選ばれたのは、魔界の女性ではなく天界の天使の女の子だった。予想外の相手に慌てる魔王に対し、主人公は天使を花嫁にすると言い出した。魔王は、天使を魔界に連れて来れたら結婚を許すと条件を出した。
主人公は、その条件を受け入れた。しかし、魔界から天界へ行くには、まず魔界と人間界との扉を開き、さらに地上界と天界の扉を開かなくてはならない。旅支度をしていた主人公の前に、幼なじみの女の子が現れ、珍しい宝物が欲しいから一緒に連れて行ってとせがまれる。天界へ行く方法を知らない主人公は、その女の子に案内役を頼み、天界への旅に出るのだった。
more...