真尋はアナタの年下の幼馴染。
男兄弟ばかりの家庭の四男 (末っ子) に生まれ、
娘を切望した母によって女の子同然に育てられてきた。

真尋は、 「男らしくない」 と周囲から苛められるたびに
自分を守ってくれたアナタを 「お姉さま」 と呼んで慕い、
「大きくなったら、絶対、お姉さまを守れる立派な男になる」
という目標を掲げて育つ。

とある春、アナタの通う学園に真尋が入学してくる。
アナタが所属する演劇部の手伝いがしたいと申し出る真尋は、
ひょんなことからヒロインの代役として舞台に出演することに。

「舞台が成功したら、僕にご褒美をちょうだい」
という約束を交わした、アナタと真尋の恋の行方は ……