同居人は “ もののけ ” ! ?

かつて、武家屋敷があった場所に建てられたマンションがある。
当時の当主 ( 岸和田景虎 ) は変わり者で、妖怪の研究をしていた。
彼には霊感があり、実際に妖怪を見ることが出来たため、
妖怪たちは当主を慕って屋敷に集まり、いつしか住み着くように …… 。

けれど見えているのは当主のみ。

いつしかそこは、 “ 怪奇現象が起こる屋敷 ” と恐れられるようになり、
当主が亡くなった後は誰も屋敷に住みたがらず、取り壊されてしまった。

月日が流れ、その場所に建ったマンションに住みつく妖怪たち。
ほとんどの人間はその存在に気が付くことすらないが、
ごくまれに見える人もいるという ――

≪あらすじ≫
アナタが引っ越してきたのは508号室。
寝室での片付けを終え、リビングへ戻るとそこには妖艶な雰囲気を纏った
不思議な男性 · 鈴白 ( すずしろ ) の姿が。

アナタの目にはハッキリと映る彼は、普通の人には見えない
“ 人ならざる者、妖怪 『 座敷童 』 ” であると言う。

300年振りに人と触れ合った鈴白は、アナタにある話をする。 それは ――

≪キャスト≫
座敷童 : 木下浩之