ごめんなさい!
前回「今回で麻雀ゲームは一段落」みたいなこと書きましたが、もう1作品だけ紹介させてください。
絶対はずせないのがあるんですよ。ほんと「うっかり」していたんです。
というわけで「ポニーテイルソフト」の「天仙娘々」です。
私、ポニーテイルソフトって、なんでか好きなんですよね。
大昔、あるところに「雀国」という国がありました。そこでは、人々は貧しいながらも幸せに暮らしていました。
そこで、人々を支えていたのが「麻雀」だったのです。
ところがある日、自らを「麻雀大王」と名乗る妖怪が現れて、手当たり次第に「麻雀勝負」を挑み始めたのです。
なにせ、麻雀を生きがいにしている「雀国」の人々が、挑まれた勝負を断るわけはありません。
人々は、次々と麻雀大王に敗れ、着ていた服を剥ぎ取られた上に「二度と服を着られない呪い」をかけられてしまったのです。
そして、このような状況を憂いた「大仙人」さまが、弟子の「鈴花(リンファ)」に麻雀大王討伐を命じたのです。
このゲームは、このようなプロローグから始まります。ゲームのジャンルとしては、AVG+麻雀という感じです。
主人公の鈴花が、街の中にあるいくつかの建物を巡ったり、雀荘で麻雀をしてお金を稼いだりしながら、敵を倒していくことに
なります。また、この過程で二人の女の子が仲間になります。
・雷羅(ライラ):拳法家の少女。おかっぱ頭!かわいい!
・彩燕(サイエン):学者の女の子。やや童顔でロリな感じ。かわいい!
で、鈴花を含めた3人で麻雀大王の手下どもを倒していくことになります。もちろん全員女の子です。
「茉莉鈴(マリリン)と伽沙鈴(キャサリン)」の姉妹とか、「パツキン女王様のイレーヌ」とか色々。
この作品はプレイステーションでも「天仙娘々・劇場版」というのが出ているので(私は、何でかやっていませんが)ネタバレは
やめておきます。
とにかく、ゲームに出てくる女の子って、みんなかわいいです。中にはかなり「通好みな」お姉さまもいますけど。
私、原画を担当されている深山観音様さん(変なの、「様さん」だって)って好きなんですよね。
このゲームでは、お金さえあれば「お堂」で「お賽銭」を支払うことによって「神符」という「お札」を手に入れることが出来ます。
これは、安い物は「タンヤオ」や「ピンフ」から高い物は「大三元」や「四暗刻」のような役満まで、全部で11種類あります。
強い敵と戦うときには、素直にこの「神符」を使うのがよいでしょう。
全体的に、コミカルで明るい雰囲気のゲームなので、「コメディー」としてもなかなか楽しめると思います。
確かに古いゲームなので「ハード的な」制約はありますが、少なくともWin時代の「凡百の」脱衣麻雀をやるよりも、よっぽど
楽しめると思いますよ。ほんと、これはいいゲームだと思います。まあ、私がこのメーカーのファンなので、少々評価が「甘く」
なっているかもしれないのは認めますが。
このゲームの「女の子のかわいさ」については、すでに述べましたが、このゲームの本当のすごさはCGの「塗り」なのです。
当時私は、本当に驚きました。「目から鱗?」それとも「チンコから恥垢?」。とにかくそんな感じ。
肌の質感とか、下着の繊維の感じとかすごいのですよ。PC98の「アナログ16色」でここまで出来るのかと、衝撃的でした。
今まで、私が見ていたCGって一体なんだったのだろうかと、考え込んじゃったほどです。
このゲームは、「女の子のかわいさ」、「CGのクオリティー」、「ゲームバランス」、「全体の雰囲気」と、どれをとっても
かなり高いレベルでまとまった「良作」だと思いますよ。もう一度やりたいなー。
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