职业: 漫画家
日本の漫画家。広島県呉市出身。漫画原作者・挿絵画家としての仕事も手がけていた。
代表作に『超少女明日香』シリーズ、『忍者飛翔』、『怪盗アマリリス』、『ピグマリオ』、『スケバン刑事』、『少女鮫』など。
1971年、東海大学在学時に「パパ!」(『別冊マーガレット』9月号)でデビュー。
ジャンルは少女漫画に分類されるが、作風としては壮大なファンタジーに加えて大胆なアクションを取り入れたものが多い。
中でも『スケバン刑事』は根強い人気がある作品であり、コミックは累計で2000万部を超えている。また実写作品としてシリーズでテレビドラマ化されており、1985年にフジテレビと東映の制作により主人公・麻宮サキを斉藤由貴が演じた第1シリーズは高視聴率作品となった。以後、麻宮サキ役は南野陽子、浅香唯が演じてこれらのシリーズも大ヒットした。テレビシリーズは高視聴率を記録し映画版も作成されるなど好評であったが、TVシリーズ3作目において、和田は「ただのスケバンが強い敵を倒すのが『スケバン刑事』の面白さだ。スーパーヒーローものがやりたければ他でやれ!」「自分の為だけに闘うヒロインがあるか? なぜ学生刑事が生まれてきたのかを理解していない!」と激怒し、その後は『スケバン刑事』の新作のオファーが来ても断っていた。しかし主役が「あやや」ならということで映画化を許諾し、テレビシリーズ終了後の2006年には4代目となる主人公・麻宮サキを松浦亜弥が主演・深作健太監督作品として映画化された。
また大学卒業後の1974年に作品『キャベツ畑でつまずいて』の中で、日本で最初に「ロリータ・コンプレックス」という言葉を使ったといわれている。
集英社『別冊マーガレット』、白泉社『花とゆめ』などの少女誌で主に執筆していたが、『少女鮫』の終了後、少年誌やミステリー・ホラー誌などを中心に執筆。その後、白泉社と決裂して版権を引き上げ、メディアファクトリーから新作や過去の代表作を新装出版した。
2011年7月5日、虚血性心疾患のため自宅で死去。61歳没。秋田書店・月刊少女漫画誌『ミステリーボニータ』にて連載中であった「傀儡師リン」(コミックス既刊14巻まで)が遺作となった。
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