「渡辺量」は、ゲーム音楽の作曲家、作詞家である。
バンダイナムコゲームスに所属し、リッジレーサーシリーズ、エースコンバットシリーズなどに楽曲を提供している。
また、アイドルマスターや太鼓の達人には作詞・作曲した楽曲を提供している。

4歳の頃からピアノを学び、中学進学の頃にはキーボードを購入し、作曲活動を開始。
中学・高校とバンド活動に勤しみ、自作の楽曲を演奏しつつも洋楽邦楽のデジタルサウンドに傾倒していく。
また、幼少期からナムコのゲームサウンドに親しみ、入社したい思いを募らせていく。

念願叶って2005年にナムコに入社し、サウンドクリエイターとして従事。
初作曲は全身シール機（プリクラ）「雪月花」のBGMである。

現フリーの遠山明孝がバンナム在籍時に渡辺量を「部内１、２を争う狂気の持ち主」と評している。
楽曲の中に正気と狂気が綯い交ぜになり、鬩ぎ合う様を見出すのも渡辺量曲の楽しみ方なのかもしれない。