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相続探偵

ep.6 笑福湯の生前相続

时长: / 首播:2025-03-01
借金まみれの相続探偵・灰江七生(赤楚衛二)は、裏世界の高利貸・金山(渋川清彦)の取り立てから逃げる途中、ドジを踏んで全身ズブ濡れに!ちょうど近くにあった馴染みの銭湯『笑福湯』でひと風呂浴びることに……。

4代目主人・ケンジイこと福田健治(本田博太郎)が営む昭和レトロな銭湯『笑福湯』は、地域で長年愛されてきたみんなの憩いの場。創業者が掲げたスローガン『大~きな風呂は、豊かな人間を育てる。そこに笑いと福あり』の言葉通り、いつもお客さんの笑顔であふれていた。……が、時代の流れと共に利用客は減少し、燃料費の高騰もあって経営は先細り。娘夫婦に後を継ぐ気はなく、ケンジイの代での廃業は避けられない。

それでも「俺に命の火がある限りは、やらせてもらうぜ」と張り切るケンジイに、長い付き合いの灰江は余計なおせっかいと思いつつ、「残された家族のことを思えば、生きているうちの相続対策こそ、大事なんですよ」とアドバイス。万が一、ケンジイが亡くなったら、当然この銭湯もなくなってしまう。現実を突きつけられて急に焦り始めるケンジイから、灰江は、銭湯を残す方法を考えてほしいと頼まれる……。

ケンジイは銭湯の他にもアパートや駐車場など土地を持ってはいるものの、娘・明子(山田キヌヲ)に言わせれば、バブルの時に建てたアパートは今やボロボロ。建て替えどころか修繕費用もなく、空室だらけ。お金もないのに銭湯を続けていくのは無理だという明子の気持ちも分かる灰江。ケンジイは「俺はただ……ご先祖さんから受け継いだこの銭湯を守りたいだけなんだ」と言うが、後継者がいないことには始まらない。

さすがの灰江も頭を抱え、令子(桜田ひより)と朝永(矢本悠馬)も途方に暮れるが……意外な救世主の出現で事態は急転!ケンジイの孫娘・真央(恒松祐里)が「銭湯を継ぎたい」というのだ。現役美大生で経営のド素人にもかかわらず、大好きな銭湯を守りたいと一念発起。両親の反対を押し切って銭湯を継ごうとする真央とケンジイのために、灰江は生前贈与を提案するが、思わぬ問題が生じて――。果たして灰江は、みんなの憩いの場だった銭湯を守れるか!?

以下、ネタバレを含みます。
「私、銭湯のお客さんに、かわいがられて育ったんです」――。真央が笑福湯を継ぎたい理由は、自分自身が銭湯文化に支えられてきたからだった。子どもの頃、テストで100点を取ると常連客がアイスクリームをごちそうしてくれたり、運動会にはお客さんみんなで応援に来てくれた。そんなたくさんの出会いと幸せをくれた笑福湯をなくしたくないという真央。その思いにケンジイも涙を流して喜ぶが、明子と夫・雄介(奥田洋平)は娘の苦労を見たくはないと猛反対で……。

後継者となる真央のために、相続税対策として、灰江の提案でコインパーキングの土地を売ることに決めたケンジイ。銭湯の常連客で人当たりの良い青年・飯山聡(市川知宏)が不動産会社に勤めていたことを思い出したケンジイは、「これも何かの縁」と、飯山に媒介を頼むことに。

ケンジイの頼みを快く引き受けた飯山は、同僚・内田美穂(金澤美穂)と共に、さっそく現地の土壌検査を開始。ケンジイも「仕事が早くて、ありがたい」と感心する……が、検査の結果、環境基準値をはるかに超える高濃度のヒ素が検出されてしまう。実はその土地には、もともと『小松材木店』が建っていた。昔は木材の腐敗劣化防止にヒ素が使われていたため、材木店の跡地ならヒ素が出ても不思議じゃないと言う飯山。

土壌汚染の毒物が検出されたことで、土地の資産価値がだいぶ落ちてしまうと知ったケンジイが肩を落とす中、検査結果が腑に落ちない灰江は、『小松材木店』に直接話を聞くために移転先を訪ねる……と、表で真央と鉢合わせ。真央も飯山の説明が本当かどうか確かめに来たのだ。真央が言うには、飯山が笑福湯に来るようになったのは半年くらい前。「なんか苦手なんですよね、あの人たち」。銭湯育ちのおかげで苦手な人が滅多にいない真央が、飯山に対してはずっと違和感を抱いていて……。

その頃、『笑福湯』では、コインパーキングの土地を手放すことでケンジイ、明子、雄介の意見が一致。飯山と内田に言われるがまま、土地を一旦、飯山たちの不動産会社へ売却することで同意しかけたその時――「ちょっと待った!」と、灰江と真央が駆け込んで来る。ゼェゼェと息を切らせる灰江は、飯山たちが出したヒ素の分析表を掲げ、「この土壌汚染の分析表、偽造された可能性が高いんですよ」――。分析する土の中にわざとヒ素を流し込み、分析値を偽造したというのだ。灰江の報告に福田家は騒然となるが、飯山と内田は余裕の表情で「証拠はあるんですか?」と反論。そんな2人を、小松材木店から詳しい話を聞いた灰江がジワジワと追い詰める……!「まず、ヒ素入りの防腐剤は現在は使われていない。したがって、今の調査でこんなに高濃度のヒ素が出るはずがない」――しかも厳密に言えば、ヒ素にはいくつか種類があり、コインパーキングの土壌から出たヒ素と、小松材木店で当時使われていた防腐剤のヒ素を朝永が分析した結果、全くの別物であることが判明!

さらに、同じコインパーキング内の別の場所の土を調べると、確かに材木由来のヒ素が検出されたが、ごく微量で基準値以下!その上、小松材木店は土地を売る前に、きちんと土壌改良もしていたのだ!その証拠書類を掲げる真央の横で、灰江が飯山と内田の正体を暴く――「あんたらはケンジイをだまして、あの土地を安く買いたたいて、高く転売するつもりの悪徳詐欺師だ」――。そう、飯山と内田は不動産会社社員などではなく、はじめからケンジイの資産を狙って『笑福湯』に近づいた、前科二犯の詐欺師・阪入但と不可裏忍だったのだ!正体がバレた途端に逃走を試みる2人を、居合わせた令子がまとめて制圧!そのまま2人を警察に突き出し、笑福湯は間一髪で難を逃れるのだった。

危うく詐欺の被害に遭うところだった真央に、父・雄介が「これに懲りて、経営者ごっこはおしまいにするんだな」と、笑福湯を継ぐことは諦めろと言う。しかし真央は、「私はもう、ごっこ遊びなんかする子どもじゃありません」と、両親の前に大量の資料をたたきつける。それは、真央の思いに賛同した美大の友人たちと一緒に必死になって考えた、笑福湯のリニューアルプラン。昔ながらの宮造り建築や富士山の壁画といった伝統を残しつつ、現代アートや最新のトレンドを取り入れた、新しい銭湯ミュージアムの企画だ。悲しいことがあっても、ツラいことがあっても、大きなお風呂に入れば、不思議とみんな笑顔になる……「そんな、すてきな銭湯文化を、おじいちゃんが守ってきた宝物を、私は、何の挑戦もしないでこのまま終わらせたくない。だから……少しだけ、様子を見ていてくれませんか。お願いします」と頭を下げて頼む真央。黙って聞いていた雄介は、改めて真央の資料に目を通すと、「真央なりに、真剣に向き合ってるんだな。……ごっこなんて言って、悪かったな」――。そして明子も真央の熱意に根負けし、「頑固なところはおじいちゃん似か」。ついに両親に認めてもらえた真央は「ありがとうございます!」と深く頭を下げ、その姿を見つめるケンジイも「うれしいじゃねえか、バカ野郎」と涙を浮かべて喜ぶのだった……。

数日後、令子はジムで会った弁護士・福士(落合モトキ)から「うちに来ませんか?灰江のところなど辞めていただいて」と引き抜きの打診を受ける。思いがけない誘いに驚く令子は、返事に困ってしまって……。

そんなことは知る由もない灰江は、リニューアル後の『笑福湯』の湯につかって極楽気分。……と、そこに金山が子分を連れて現れる!「か、か、金山のおっさん!」と縮み上がる灰江。てっきり借金の取り立てかと思ったら、金山は「ハイエナがこの銭湯を救ってくれたことには、感謝するよ」と柄にもなく礼を言う。何やら、ケンジイには若い頃の恩義があるらしい。いつになく穏やかな金山が逆に不気味で……「何か分かんないけど、失礼します」と、一目散に逃げだす灰江なのであった――。

吐槽箱1

#1 - 2025-3-2 13:58
Panzerance🀃(いいんです)
相続探偵#06[解][字][デ] 赤楚衛二主演!廃業寸前の銭湯を救え!祖父と孫の絆に涙…
3月1日(土)夜 9:00~9:54

「 ーその遺産、泣かせねーぜ」 クセ強だけど頭の切れる相続探偵・灰江七生が個性豊かな仲間と共に相続にまつわる難事件をコミカルに、痛快に、大真面目に解き明かす!

出演者
赤楚衛二 桜田ひより 矢本悠馬 落合モトキ 渋川清彦

第6話ゲスト

本田博太郎 恒松祐里
市川知宏 金澤美穂 山田キヌヲ 奥田洋平 ほか

番組内容
【第6話 笑福湯の生前相続】
相続探偵・灰江七生(赤楚衛二)は、後継者不在に悩む銭湯『笑福湯』の主人・ケンジイ(本田博太郎)から「銭湯を残す方法を考えてくれ」と頼まれる。しかし、銭湯業の先細りを懸念する娘夫婦は継ぐことを拒否。そんな中、孫娘で美大生の真央(恒松祐里)が「私が継ぎたい」と一念発起。灰江は真央とケンジイのために策を練るが、思わぬ問題が生じて…。みんなの憩いの場、銭湯を守れるか!?
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