Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


Bangumi 番组计划
登录注册

相続探偵

ep.3 マリーアントワネットの相続

时长: / 首播:2025-02-08
相続探偵・灰江七生(赤楚衛二)とアシスタントの令子(桜田ひより)は、朝永(矢本悠馬)の様子がいつもと違うことに首をひねる。今まで毎日のように灰江の事務所に入り浸っていたのに、近頃はめったに顔を出さなくなり、たまに現れたかと思えばボーっとしているだけ。

心配になった灰江が朝永の後をこっそりつけると、朝永は1人でいそいそと猫カフェに入っていく。どうやら、猫カフェの女性店長に恋しているようで……。

そんな中、灰江は、コーヒー仲間で将棋道具店の店主・加藤香車(でんでん)から希少なコーヒー豆が手に入ったという連絡を受け、朝永と2人で香車の家へ向かう。香車は物忘れが多くなったものの、「カッカッカ!」という豪快な高笑いは健在。さっそくコーヒーをいただく灰江は、久しぶりに香車と一局交えようとする……と、そこに若い女性が現れ、途端に朝永が色めき立つ!「まさか、こんなところで……」と胸が高鳴る朝永。なんと女性は、朝永が恋している猫カフェの店長・ソフィー(トラウデン直美)だった!実は香車も、彼女が取り組む保護猫のボランティア活動に共感して猫カフェに通い詰め、それがきっかけで黒猫をもらい受けることになったらしい……。

ところがその3日後、香車が突然、息を引き取った。死因は虚血性心疾患。「あんなに元気だったのに」とショックを受ける灰江たちは、通夜の席で、香車の一人息子・加藤金斗(和田聰宏)と初めて顔を合わせる。IT会社を経営している金斗は忙しさにかまけてほとんど実家に姿を見せず、香車とは長年疎遠だったという。そんな状態でも、香車の遺産はすべて金斗のもの……であるはずが、香車が残した遺言書を見た一同は、その衝撃的な内容に騒然――『敷地、建物、預貯金など、すべての財産をマリーアントワネット様に遺贈します』――。

財産をあの歴史上の人物に遺贈!?親族たちが「ボケて書いただけでは?」と本気で取り合わない中、遺言書を確認した灰江は「書式も書体もしっかりしている。こりゃあながちボケて書いたとは言い切れませんよ」と指摘。だとしたら、香車はなぜこんな前代未聞の遺言を残したのか!?灰江がたどり着く真実とは――!?

以下、ネタバレを含みます。
『すべての財産をマリーアントワネット様に遺贈します』――そんな突拍子もない香車の遺言書を、親族たちは「ボケて書いただけ」と一笑に付すが、一緒に将棋を指した灰江は香車がボケて書いたとは到底思えず、「なんか、真意があると思うんだけどな~」と探偵の勘が働く。そんな中、パソコンでマリーアントワネットのことを調べていた朝永が何やらヒントをつかみ、「もしかして、分かったかもしれない……。香車じいさん、あんたの遺産は泣かせないぜ!」と灰江さながらに宣言し、ソフィーの猫カフェ『ルイ16世』に急ぐ……!

翌日、香車の葬儀に参列した灰江、金斗、金斗の顧問弁護士を務める福士(落合モトキ)らの前で、朝永が猫の“まり坊”を抱きながら調査結果を報告する。「香車さんが『ルイ16世』という保護猫カフェからもらい受けたこの猫、“まり坊”の本名こそ……ずばり、マリーアントワネット!なのであります」。よく見ると猫の首輪には“マリーアントワネット”のネームタグがキラリ!まさか、財産を猫に遺贈!?「バカバカしい」と呆れ返る金斗に、灰江が「法的には難しくても、実質的な対応は可能なんですよ」と説明する。ペットに直接の遺贈はできなくても、ペットの世話をする人に財産を残すことなら可能なのだ。しかし、肝心の“世話をする人”を香車が指定していないため、まり坊を一体誰に遺贈すればいいのやら……。

灰江はその答えを見つけようと、翌日、香車の店に行くと、ちょうどお隣さんの斎藤トモ子(平野文)がまり坊にご飯をやりに来ていた。トモ子に頼んで香車の部屋に上がらせてもらう灰江は、以前、香車に見せてもらった1冊のスクラップブックを探し出す。そのスクラップブックに見覚えのあるトモ子は「それ、私も見せてもらったことありますよ。滅多に会わなくても、金斗さんのことは自慢だったんですから」と目を細め……。

灰江がお金にならない案件に奔走する一方で、令子はお金を稼ぐためにスポーツジムでトレーナーのアルバイト。そこで灰江のライバル・福士とばったり会う。実はジムのVIP会員だった福士。マンツーマン指導を行う令子は、的確なアドバイスで福士のベンチプレスの記録を伸ばし、あっという間に福士を手なずけてしまう。

そんな中、灰江は、生前、香車がかたくなに中身を見せようとしなかった古びたコーヒー缶に目を留め、「もしや……」と缶のふたを開けてみる。するとその中には……。さらに、朝永もソフィーに関する重大な事実に気が付き、ついに遺言書の真相にたどり着く――!

灰江は、香車の部屋で発見したスクラップブックを金斗に見せる。そこには、大学時代に起業してから25年、さまざまなアプリを開発して大活躍する金斗の記事が収められていた。香車は金斗のことを嫌うどころか、むしろ誰よりも金斗のことを思っていたのだ。「父が、そんなふうに?」と驚く金斗に、「金斗さん、あなたとお父さんの関係がギクシャクし始めたのは、今から31年前、あなたが14歳の頃じゃないですか?」と灰江。実は31年前、香車には再婚を考えている女性がいた。しかし、まだ中学生だった金斗は「死んだ母さんは、どうなるんだよ」と再婚に猛反対。それをきっかけに親子関係が悪くなったのだ。「確かに、そんなことがありました」と31年前を思い出す金斗。するとそこに、朝永がソフィーを連れて現れる。

「ソフィーさん、あなた様の本名を」と朝永に促されたソフィーは「本庄みゆき、といいます」。ソフィーという名は幼い頃から家族の間で呼ばれていた愛称で、本名は本庄みゆき。フランス国王ルイ16世にソフィーという名の娘がいたことを知ったみゆきは、自分の愛称にちなみ、猫カフェの店名を『ルイ16世』にしたという。そして……ルイ16世の妻にしてソフィーの母といえば、言わずもがな、王妃マリーアントワネット!そう、みゆきが家族から“ソフィー”と呼ばれていたワケ……それは彼女の母に秘密があった!みゆきが衝撃の事実を口にする――「母は、本庄マリーアントワネット、といいます」。……つまり、香車が遺言書に書いた『マリーアントワネット』は猫のことではなく、ソフィーことみゆきの母親のことだったのだ!普段は略して“マリー”と名乗っているその女性こそ、31年前、香車が再婚を考えた相手……。
その証拠に、灰江が香車の部屋で見つけた古びたコーヒー缶の中には、31年前に書かれた香車とマリーの婚姻届と、当時の2人の仲むつまじい写真が入っていた。おそらく、2人は多感な年頃の金斗の気持ちを考え、結婚を諦めた。やがてマリーは他の人と結婚し、みゆきを産み、ソフィーと呼んで育てた。しかし、実はその後も香車とマリーはつながっていた……!ソフィーの猫カフェ『ルイ16世』の母体となっているのは、マリーが運営する動物保護団体で、香車は匿名でそっちも支援していたのだ。
香車とマリーの思いを初めて知った金斗は「僕は何も知らなくて……」とソフィーに頭を下げ、「マリーアントワネットさんは、今どちらに?」。するとソフィーは「獣医をしている私の夫とともに、静岡の保護センターにいます」……えっ、ソフィーって既婚者だったの!?大失恋の朝永はショックのあまり卒倒してしまう……。

数日後、灰江のいない事務所で留守番をする令子と朝永。香車の遺言書の件は解決したものの、今回も事務所に1円も入らなかったことを嘆く令子は「先生は、お金にならないのに何であんなに一生懸命になれるんですかね?亡くなった人のために。……何があったんですか?」と灰江の過去を知りたがる。しかし事情を知る朝永は「本人に聞け」と言うだけで何も語ろうとはしない。灰江のことを“金を貸すだけの価値のある男”と言い切り、すでに一生返せない額を貸している朝永。令子が「それって、男の友情ってやつですか?」と聞くと、朝永は「いや、闘うための軍資金だ。ヤツの敵は、俺の敵でもある」と意味深なこと言う……。

一方その頃、灰江と金斗は静岡の動物保護センターを訪ね、マリーアントワネット(シルビア・グラブ)と対面。マリーは「娘から聞いて驚きました」と、匿名で寄付してくれていた香車への感謝の思いを金斗に伝える。金斗が「あの時は……ただのガキでした」と再婚を認めなかったことを詫びようとすると、「とんでもない……あの人は、昔から、あなたのこと、一番大事に思ってたから」と優しくほほ笑むマリー。そんな2人に灰江は、香車が親戚名義で金斗の会社の株を買い続けていたことを報告する。自分の名前にすると金斗が嫌がると思い、あえて親戚の名義にしていたようだ。香車の思いを知って涙する金斗は「父の遺志を尊重します。遺言通り、遺産はマリーアントワネット様に。ただ、猫のマリーアントワネットは、僕が引き取ってもいいですか?」。実は昔から大の猫好きだった金斗はマリーに向かって照れたように笑う。2人のやりとりを見届けた灰江は空に向かって、「香車じいさん、あんたの最後の手紙、ちゃんと届いたぜ」――。

東京に戻った灰江と金斗は、香車の遺影の前でコーヒーを飲みながら将棋を指す。香車への反抗心から駒に触れることを避けてきた金斗は、久しぶりに将棋の駒を手に取り、「そのうち、おやじと分かり合える日が来たらいいとは思っていたんですが……」と言って、パチンと駒を打つ。「親孝行、したいときに親はなし……僕も同感ですよ」と打ち返す灰江。パチンパチンと、将棋の駒の音だけが心地よく鳴り響く2人の対局を、遺影の中の香車が静かに見守っているのだった――。

吐槽箱1

#1 - 2025-2-8 22:44
Panzerance🀃(いいんです)
相続探偵#03[解][字][デ] 遺産をマリーアントワネットに相続!?奇想天外な遺言の行方
2月8日(土)夜 9:00~9:54

「 ーその遺産、泣かせねーぜ」 クセ強だけど頭の切れる相続探偵・灰江七生が個性豊かな仲間と共に相続にまつわる難事件をコミカルに、痛快に、大真面目に解き明かす!

出演者
赤楚衛二 桜田ひより 矢本悠馬 落合モトキ

第3話ゲスト

でんでん 和田聰宏 トラウデン直美 平野文 ほか

番組内容
【第3話 マリーアントワネットの相続】
相続探偵・灰江七生(赤楚衛二)のコーヒー仲間で将棋道具店店主・加藤香車(でんでん)が突然息を引き取った。灰江は突然の訃報に驚きつつ、香車が残した遺言書の内容に衝撃を受ける!『すべての財産をマリーアントワネット様に遺贈します』ーー奇想天外な遺言に、香車の息子・加藤金斗(和田聰宏)も大困惑!真意を解く手掛かりは、1匹の猫!?灰江が辿り着く真実とは…!?
相続探偵

这个条目的其他章节

© 2008-2024 Bangumi (a.k.a.Chobits), some rights reserved | r543
注册时我很沉默

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp