救護院の子供たちは、みんなあたしの可愛い子よ。
幸せにしてあげたいの。あんたも手伝ってね?
勝ち気かつ活動的な性格で、負けず嫌い。何事も「エレガント」にこなすことを信条としており、合理主義で努力家で克己心が強く、後ろめたいことを嫌う清廉潔白な人物。
やり手の事業家でもあり、救護院経営のために様々な金策を行っている。
ビジネスは彼女にとってもはや趣味の類であり、外食の際もついつい原価計算をしてしまうなど金にうるさい。ただし必要性を感じれば出費は惜しまない質で、自分に厳しく他人に甘いところがあり、人に対して金銭でとやかく言うことはない。
商売では三方良しを心情としているようで、クリーンで人情的な商売方法から取引相手からの信頼は厚い。
王宮騎士団の副団長だった頃もその面倒見の良さから団員達から慕われていおり、サレンから副団長の座を継ぎながら彼女と正反対の問題児であるクリスティーナに対する仲裁や、副団長への復帰を求められることもある。またその頃から多少鈍ったとは言え、その実力はさすが元副団長と称賛されるレベル。
救護院の運営で国から干渉されることを嫌い資金援助を断ったり、理想主義者のようだが目的の為に経歴からのコネを使うことに躊躇しないなど現実的な一面もある。
子供が大好きで、他のどのキャラよりも子どもたちの安全と幸せを願っており、彼らの安心を脅かす存在には厳しい。
普段は実家である辺境の豪邸で寝泊まりしており、実家と救護院と取引先を引切り無しに往復している毎日。普段は使用人のメイドであるスズメに救護院を任せている。一方、子どもたちのために資金繰りに奔走しているが、そのために子どもたちと過ごす時間が削られており、本末転倒だと嘆いている。
実家暮らしなために父親とは疎遠というわけではないが、父親自身が商人として娘にとても厳しいため、商売敵または同業者のようなビジネスライクな関係で、世間一般の親子らしい姿はどこにもない。ただ、父親自身はサレンの事を娘として愛している。
商家の令嬢であるアキノとは幼い頃から交流があり、親友同士でライバル。何かと共演する機会が多い。
彼女にとってアキノとは「貴族としての理想像」であり、その無駄にバイタリティ溢れ、前向きで元気、そして大体の事をなんとかしてしまう機転の良さと豪運を羨ましいとも思っている。
幼い頃に仲良くなった男の子がいたが、現在は名前も顔も忘れてしまいある種のイマジナリーフレンドのようなものだったのではないかと考えている。その正体はキャラクターストーリーの第8話でようやく明らかになる。また、主人公と過ごす内に謎の既視感を感じるようになっている。
ちなみに、サレンは焼きそばパンが好きだが、そのきっかけもこの男の子である。
ちなみにかなり勘が鋭く、アメス様にとって(見破られないように)夢を見せるのに一番苦労する相手らしい。
出演