本作品のもう一人のヒロイン。中等部から遠月学園に在籍している女生徒で、創真の同級生。
極度のあがり症に悩む気弱な少女で。極星寮の寮生であり、創真と隣りの302号室に住んでいる。実家はかなりの田舎の村にあり、料理人を目指すべく12歳の時に上京してきた。そのためか、ときどき方言が出ることがある。学園の郷土料理研究会に所属している。高等部への進級試験の成績が最下位で退学処分寸前だったが、成り行きで創真とペアを組んで参加した調理演習の授業でA評価を得て、危機を脱する。それ以来、創真と行動をともにすることが多くなる。料理の腕前は決して悪くないが（十傑の1人である慧から「食べる者の心を穏やかにする料理」という評価を受けている）、前述のあがり症のために授業ではなかなか本来の実力を発揮できないという。曲者ぞろいの本作のキャラクター達の中では貴重な癒し系のキャラであり、「極星の清涼剤」と呼ばれることもある。