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「ソーシャル・ディスタンス」は日本人に出来ない、中国のコロナ対策との根本的な違い

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私も年末で人並みに忙しく、この数日街に出ていたんだけど、「ソーシャルディスタンス」を守ってる人ってほぼゼロだったな。っていうか、日本人には無理なんだろう…って思った。店員さんにちょっと話聞くだけでも、ピッタリ横についてくるのな。距離を置くのが、接客上、失礼だと思ってるんだろう。

— 黒色中国 (@bci_)2020年12月30日

▲こちらの連投、たまたま私がその時の「感想」を書いただけだったが、たくさんの反響をいただいた。

どうやら、私以外にも同じことを感じていた人、経験した人が少なくなかったようだ。

モッタイナイので、こちらにも記録しておく。

「ソーシャルディスタンス」は日本人に出来ない

私も年末で人並みに忙しく、この数日街に出ていたんだけど、「ソーシャルディスタンス」を守ってる人ってほぼゼロだったな。っていうか、日本人には無理なんだろう…って思った。店員さんにちょっと話聞くだけでも、ピッタリ横についてくるのな。距離を置くのが、接客上、失礼だと思ってるんだろう。

— 黒色中国😷 (@bci_)2020年12月30日

お互いにマスクをしてるから、声が聞きにくいのもあるんだけど、中国なんか今年の1月末の時点で、聞こえくくても、スーパーの店員なんかは2メートルぐらい間隔あけて、ソレ以上近づこうとすると手を前に突き出して睨みつけて、「警告」してた。日本人にこれは無理。我々は負けるべくして負けるのだった

— 黒色中国😷 (@bci_)2020年12月30日

マスクとか消毒に関しては、日本もシッカリやってるけど、ディスタンスが無理。単に間隔あければいいだけなんだけど。そもそも日本は何もかも狭い・小さいから、「間隔」なんか最初からなかったりする。それと、冬で寒いから換気もしない。喫茶店の席は香港みたいに減らさない。まぁ、感染拡大するわな

— 黒色中国😷 (@bci_)2020年12月30日

中国は今年2月頭に広東省のド田舎でも、警察、城市管理、市場監督、共産党員を動員して、厳しく取締、検温、消毒液散布をやりまくっていたので、それに比較すると、日本は基本何もしてないのと同じ。とりあえずマスクしてるからいいんじゃね?みたいな。年末年始は相当覚悟された方が良いと思われる

— 黒色中国😷 (@bci_)2020年12月30日

日本で「東アジアの他国のコロナ対応が優れてる!」という話はウケが非常に悪いが(台湾は例外か)、今年2月頭の中国と比較しても、今の日本は全然ダメ。実際に体験した人間としては、この天地の差に驚く。「欧米よりマシ」と下見て安堵しても感染は減らない。このチャンスに日本はもっと変われば良い

— 黒色中国😷 (@bci_)2020年12月30日

リプライや引用RTでいただいたコメントも面白いのだが、こちらでは取り上げない。興味ある方は、ぜひツイートを開いて御覧下さい。

中国のコロナ対策との違い

【警戒】『中国で原因不明の肺炎患者相次ぐ 武漢、政府が調査』

病院は患者の隔離措置を取った。中国のネット上では、03年に大流行したSARSが発生したとの情報が出回ったが、当局は「現時点で原因は不明」と否定https://t.co/3blhUN0uxW

— 黒色中国 (@bci_)December 31, 2019

▲私が新型コロナウイルスのツイートを始めて、2020年12月31日でちょうど一周年だったので、それを覚えていた人からたくさんのリプライをいただいた。ただ、改めてこのツイートから始まる連投を見ていると、面白いことを書いていたので、こちらにまとめて転載しておく。

前にも書いたけど、中国では習近平が総書記(党のトップ)、国家主席(国のトップ)、軍事委員会主席(軍のトップ)の3つの肩書で「人民戦争」を発動し、ウイルスと戦っている。これって格好だけのことじゃなくて、戦争と同じレベルで人の動員やモノの徴用など、「戦時体制」が出来る…という状況だ。

— 黒色中国 (@bci_)February 8, 2020

いきなり医療関係者が集められ、本人の意向関係なしで武漢に送り込まれてしまうとか、党員を全国規模でボランティアに動員できるとか、学校の休みは2月末まで延長とか、なんでもできちゃうわけ。だって戦争だもの。日本で同じ対応できますか?そもそもこの国は憲法で戦争放棄してるんだから無理でしょ

— 黒色中国 (@bci_)February 8, 2020

私はこれに乗じて改憲しちまえ、みたいなルーズなやり方は好まない。でも、中国みたいに「戦時体制」でウイルスと国家総動員で戦うのが無理だったら、少々荒っぽいやリ方でも、前倒しで早め早めに、水際で止めないと、「戦争を放棄した平和国家」では対処できない状況になるだろう…ってもうその寸前か

— 黒色中国 (@bci_)February 8, 2020

 ▲実際に、武漢閉鎖直前に香港入りして、武漢閉鎖後に深セン入りし、深センのイミグレが閉鎖になる数日前まで広東省にいて、現地のコロナ対策を見ていた私にとって、それは初期の1週間あまりだったけど、それでもその後の日本…いや、今の日本よりずっと徹底してちゃんとした対応をやっているようにしか見えなかった。

新型コロナウイルスの対応だけで見ても、これだけの差がつくのだから、日中が戦争するようなことになれば、似たような結果が出ることになるだろう。

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