ストーリーはパソコン版と同一だが、キャラクター表示を大きめに描き、後述のスーパーファミコン版と同様にメイルの攻撃が体当たり攻撃から剣を振ったり盾で防御するなどのアクション性の強化がなされている。またCD-ROMメディアの利点である、CD音源によるBGMや声優を起用したキャラクターのセリフ音声の追加がなされている。
本作でメイル役を担当した林原めぐみは、ドラマCD・ラジオドラマにおいてもメイル役を担当している。
開発時のコードネームは「シスターソニック」。『ソニックシリーズ』のキャラクターを使用したゲームになる予定だったが、ファンからの反対意見を受けて変更となった。また、初期に発表されたキャラクター画も似ていないという意見を受けて描き直されている。北米ではこのメガドライブ・メガCD版のみ発売された。
パソコン版とは異なる内容のオープニングアニメーションが製作されたが、本編との関係が希薄であったため収録されなかったそれから、幾星霜の時が流れた。
エルフのおてんば賞金稼ぎメイルは今日も獲物を追いかけていた。この日も50万ゴールドの賞金首、マリオネット強盗団の首領、ナッツ・クラッカーを追い詰めたが土壇場でドジを踏んでしまい、逃げられてしまう。「あたしって才能無いのかなぁ」と落ち込み、廃業を考えた矢先、200万ゴールドもの超高額賞金首、魔導士マテリアル・ホルンの名前が。どう見てもぱっとしない老人、これなら楽勝と思ったメイルは、「最後にこいつでひと花咲かせよう」と、マテリアルを捕まえるために旅に出ることになった。
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