神社の娘以外は普通の小学5年生余目 蒼月(あまるめ そら)は1年前から有森 紅葉(ありもり いろは)と気が合い仲良しになった。いつもドジな蒼月を明るくフォローする紅葉。中学生になっても、大人になってもこの友情は続くと思っていた・・・。
そんなとき蒼月は学校で同じ年恰好のきれいな少年に遭遇する。最初は転入生かと思う蒼月だったが、突然姿を消して人ではない何かを感じる蒼月。次にその少年が現れたのは蒼月の神社。驚く蒼月に少年は翼と大鎌を持ち、自分は『死神』だと名乗る。死神と名乗る少年偲(しのぶ)は今日は1年後に亡くなる小学生の下見をしていたことを明かした。蒼月は勘付いていた、偲はその時紅葉を見ていたことを。追及する蒼月に偲は答えた「有森紅葉は1年後に死ぬ」と。ショックを受ける蒼月だったが、紅葉の「その日」が来るまで最後まで笑っていようと心に決め、1日ごとに様々な思い出を紅葉と一緒につくっていく。
しかし、紅葉には蒼月に隠している秘密があった・・・。
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