愛称は「シンちゃん」。庵野秀明との親交が深く、『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公・碇シンジの名前の由来であることも知られる。 樋口がアニメ作品に深い関わり(TVシリーズの監督など)を持たないのは、原恵一(『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』などで知られる)がいるためだと自身が公言している。 小説家の福井晴敏とも深い交流がある。福井の著作『亡国のイージス』を読んだ樋口が感動し、福井に「第二次世界大戦」「潜水艦」「女」の3つのテーマを基にした作劇を依頼、その草案を基にした映画『ローレライ』を監督した。福井曰く、「雷と共にやってきた男」。なお、2人の好きな映画3本は完全に一致している(『日本沈没』・『新幹線大爆破』・『太陽を盗んだ男』)。ローレライ構想以来、福井作品の多くの装丁は樋口が担当している。 富野由悠季監督を「神」と呼び、近年の監督作では必ず端役で出演させている。 押井守、細田守との親交も深いが、ともにスタッフとして参画した『G.R.M. THE RECORD OF GARM WAR(ガルム戦記)』は凍結に追い込まれている。