ベルダンディーの姉で、『２級神管理限定』の女神さま。
普段は天上界のシステムである【ユグドラシル】の管理業務に従事しているが、あまりに進展しない螢一とベルダンディーの仲に業を煮やして、職務を放って地上界へとやってくる。以降、森里家に居着き、スキあらば怪しい薬を使って二人の仲を取り持とうと画策している。
性格は、ワガママで自分勝手。マイペースという部分では、ベルダンディーと一緒だが、ウルドの場合、楽しければ何でもアリという享楽的な部分が大きく、その点ではずいぶん違う。また『目的のためには手段を選ばない』のだが、『その目的を忘れて』行動しがち。その結果、螢一など周りの人々に迷惑を及ぼすことも多々ある。
しかし、三姉妹の長女だけあり、誰よりも深く二人の妹のことを大切に思っているのも事実。螢一に対しても、厳しいことを言っているようで、実はちゃんと的確なアドバイスを送っていることが多い。
女神としての格は、ベルダンディーの下ではあるが、内在する能力は遙かにベルダンディーを上回る。それは、彼女の生まれに起因しており、『半神半魔』のウルドは、神族の父親と魔族の母親（母親は大魔界長ヒルド）の間に生まれた、ベルダンディーとは異母姉妹であることが起因しているようだ。