最近は現実逃避にマギカロギアのシナリオについて考えています。 この記事では、その目的の前段階として、今までのTRPGのシナリオはどういう風に作られていたかを整理してみることにします。具体的なTRPGのシステムの名前がいくつか登場しますが、その特性の認識は今までの僕の経験に大きく依存したものになっているので人によっては違和感を感じるかもしれません。あと、あんまり最近のものはフォローしてないですね。そのあたりはあんまり細かいことに拘らず、大意を汲み取っていただければ幸いです。 ミッション型 D&Dとかソード・ワールドとかアリアンロッドとかシャドウランとか、そういったシステムのシナリオを考えるときってPCに何をさせるのか、そうしたミッションから考えて行く事が多いのではないでしょうか。そういったシナリオの作り方は下のリンク先などによくまとまっています。下のリンクへの補足としては、上記のシステムでも
人はなぜゲームにハマルるのかを、プレイ動画や画面写真を見ながら楽しくかつまじめに考える当コラム。今回は、これまでとはちょっと視点を変えてプレイヤーが誰も遊んでいない状態のときの演出、いわゆるデモ画面をテーマにしてお送りしたいと思います。 デモ画面あるいはトレーラー映像は、ユーザーが今まで見たことのないゲームの内容を知るためには欠かすことができない存在です。例えばゲームセンターでは、我々ユーザーはまずデモ画面をざっと見てから「遊び方も何となく分かったし、これは面白そうだ!」などと関心あるいは確信を持ってから初めてプレイしよう(お金を払おう)とアクションを起こすことにつながります。 と、ここでひとつの疑問がわいてきます。今までまったく遊んだことのないゲームに対して、なぜ私たちは店員や周りにいる人にも相談せずにデモ画面を見ただけで興味がわき、ついつい財布のヒモを緩めてしまったのでしょうか? その

秋の読書シーズン真っ盛り。もはや読んでいるだけでは物足りず、「今度は自分で何か書いてみようかな?」という方はいらっしゃいませんか? 11月には「NaNoWriMo」月間として、プロ・アマ問わず、多くの「小説家」たちが、創作活動を行っています。 では、読者に伝わりやすい小説を書くには、どんなことを心がけるべきなのでしょうか? 米小説家カート・ヴォネガット(Kurt VonnegutJr.)氏は、著書『バゴンボの嗅ぎタバコ入れ』において、以下の8つのポイントを指摘しています。 時間の無駄を感じさせないように、時間を使う。 登場人物のうち一人は、読者が応援したくなるような人物を入れておく。 登場人物には、たとえ水一杯でも、何かを求めさせる。 各センテンスは、登場人物を明かす、もしくは、アクションを前進させるの、いずれかにする。 可能な限り、最初と最後を近づける。 サディストになる。どんなにかわ

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